この頃は
というご相談が多いです。
ファンデルワンのペットロス相談。
本日は看取り中の皆様へお届けしたいお話しです。
自己紹介
私も何度かペットの看病をし、その後お見送りした経験があります。
最初は大型犬を骨肉腫で1年半の闘病の末。
数年後にキジトラ猫を原因不明の病気で、2カ月という短くて長い看病でした。
看取り中と言うご相談を頂くと、必ず彼らを思い出します。
お客様からのご相談
私は糸を編み、ペットのメモリアルグッズを作る仕事をしています。
カウンセラーでもなければ、獣医でもありません。
専門的なアドバイスはできませんし、ただお話を聞くだけになりますが、お客様はどうやらそれだけでも安心して下さるようです。
介護をしていた私は、少しでも情報が欲しくていろいろ調べたり、獣医に相談したりしていました。
でも最終的には、病気を治す100点の方法はないとわかってきます。
それでも情報を探す日々、あることに気が付いたのです。
病気を治したり楽にしてあげたりする方法を探すのも大事ですが、今一緒にいる時間を大事にするのも忘れてはいけないと。
そんな話をしているとお客様は少し楽になったと言われます。
これから、もっとうちの子を愛してあげようと言って下さいます。
最終的に注文されずに、お話しだけで終わってしまうという人も中にはいますが、また同じよな相談が来ると私は対応してしまうのです。
でも、生きている間にクッションが届いたと言って写真を送って下さったり、
ペットは旅立ったけれどもクッションがあるから支えられたと言われたり、
時にはクッションが届いてペットちゃんが元気になってくれたという嬉しいお声が届いたり、
そんなお話をしていると、やっぱりこの仕事は大切にしなきゃいけないと感じるのです。
看取り中の人へのアドバイス
ペットを看取り中と言う人へ、気を付けて頂きたいことがあります。
介護や看病をしていると、どうしても一人でいろいろなことを考えてしまう時があります。
心配、不安、時には絶望感…、
それらに押しつぶされないように気を付けて下さい。
他人と話をする時間をもってください。
出来ればペットの事で相談できる人との話の時間を持ってください。
しかし時には相手を困らせてしまうこともありますので、相談する相手は慎重に選んで下さい。
相談相手を間違えると自分が傷つくこともありますのでこれも気を付けて下さい。
そして何より、ペットと一緒にいる今の時間を大事にして、たくさん愛してあげてください。
何をしても、後悔は残るかもしれません。
でもそんな時、出来る限りの愛情を注いだという事実は心の支えになると思います。
そして、愛情はちゃんとペットに届いていると思います。
ペットたちが幸せな気持ちで旅立ってくれたと思えれば、少し心が救われませんか?
そんなお話をしながら、作品作りをしています。