本日は好意を持っている異性、又は片想いの相手へのプレゼントのお話です。
片想いのもどかしさ
恋をすると人は元気になり、不安になり、強くなり、自分の中の色々なものが変化すると思います。
今まで友達だった相手の人が本当は好きだったと気付く瞬間ってありませんか?
そして、間もなく相手の誕生日が来る。
プレゼントを渡すには絶好のタイミング。
相手の反応次第では、自分の気持ちを伝えるべきかまだ早いか、それを探るのにもちょうど良い機会になるかもしれません。
プレゼントは渡す?渡さない?
好意を寄せている異性の友達が間もなく誕生日を迎えると分かった時、皆さんはプレゼントを渡しますか?
もし渡すならどんなものを渡しますか?
私ならどうするか考えた時、今はその状況ではないので冷静に考えることが出来ますが、もしも恋をしてしまえば冷静な判断が出来なくなるかもしれません(笑)
友達に相談しても、人によって考え方が違いますのでアドバイスも変ります。
どんどん行けという人もいれば、慎重なアドバイスをくれる友達もいるでしょう。
私ならどうするかな・・・?
なぜこんな話をするかと言うと、当店のお客さまにも片想いの相手に渡すと言う方が時々いらっしゃるのでちょっと考えてみた次第です。
片想いの相手にプレゼントを渡すなら
私なら、好きな人の誕生日が近いと分かれば何かしらプレゼントを渡すでしょう。その時は、相手との関係によってどんなものを渡すかが変わってきます。
相手の気持ちに自信がない時
普通の友達で、ただ自分が一方的に思いを寄せている場合、相手が自分をどう思っているか自信がない時などはごく簡単なプレゼントをします。
例えば、チョコレート1個とか。
高価な物はNGです。
大事なのは、誕生日を覚えていた事。
それで相手の人が喜んでくれるか、社交辞令的なお礼なのか、その反応を見ることが出来るでしょう。
ポイントは、もらっても困らないものをプレゼントすることです。
自分に余裕がある時
相手の人とも仲が良い。それなりに親しい。良い感じである。だけど自分に余裕がある時、ちょっとじらしてみることもあります(笑)例えばすごく嬉しいものをすごくあっさり渡す事ができれば面白いと思います。
高級なチョコレートとか(またチョコか^^)、ちょっとしゃれた和菓子とか。自分では買わないけれど普通よりちょっと高い食べ物が良いと思います。自分の経験談ですのでやはりチョコレートが多いですね(笑)特に食べてなくなるものが良いと思います。もっと言えば、その場で食べず、家に持って帰って食べる物。それを家で食べる時にちょっとだけ自分を思い出してもらえると嬉しいな。
その時(食べた直後)にメールかメッセージでも届くようであれば脈ありかも。
後日会ったときにお礼を言われなければ脈なしかも^^;;
本当に親しい時の場合
他人から見れば付き合ってるんじゃないかって言うくらい仲が良くて、自分も大好きで、相手もきっと好意を持っているだろう、そう感じる時は勝負に出ても良いと思います。自分の気持ちが抑えられないくらい好きならば、今の友達関係を続けるのも辛いという場合もあるでしょう。そんな時は相手の気持ちをはっきり聞いて上手く行っても、そうでなかったとしても、すっきりしたいと思う、かな^^?
当店のお客さまの場合
実は、当店のお客さまが異性の友達にプレゼントを贈りたいと、ペットのオリジナルクッションをご注文されるときがあります。
そこで告白するわけでもなく、毎年何かを贈り合い、好意は持っているものの将来的に一緒になれなくても友達のままでいられる特別な関係。
そんな時にご利用頂いているのかもしれません。
もしかしたら今までにも色々贈り合っているのかもしれないですし、最近では男女でも友達のように付き合い、友達として2人でショッピングを楽しんだり映画を見に行ったりする人も多いようですから、そんな素敵な関係なのかもしれませんね。
こちらがそのクッション。
相手の人が飼っているペットのお写真で作ったオリジナルのクッションです。
どんな状況で渡すのかな?
毎年同じように何かプレゼントを贈っているのかな?それとも告白するのかな?そんな状況を想像しながらクッションのご利用シーンを書いてみました。
ファンデルワンのプレゼント物語、ご覧下さい。
自分では特に意識していたつもりはなかったのだけれど、それはある日突然やって来た。
仕事はデザイン関係。もちろん時間には追われることが多いが、仕事中でも自由に自分の時間を使うことが出来る。
アイデアが煮詰まった時には35階の窓からビル街の景色を眺めてみたり、たまたま休憩室に居合わせた同僚との雑談からアイデアが生まれることもある。
頭や心をリフレッシュ出来るこの時間を私は大切にしている。
部下のKはこの窓辺によくやってくる。
「おぉ、また来てるのか。最近頑張ってるらしいな。」
「あ先輩、お疲れさまです。」
「元気ないな。何かあった?」
「実は今回の企画が煮詰まってて、、、
昨日なんて徹夜しちゃいました。
寝食忘れるってこういう事なんですね!」
「徹夜はダメだぞ。寝食だけは忘れるな。
たまには息抜きしなきゃ良い仕事は出来ないぞ。
あそうだ、これでも見て今夜は早く寝ろ。」
私はたまたま持ち合わせていた猫特集のdvdを差し出した。
ただ、猫が延々と写っている。
海外の町並み、日本の漁港、路地裏、あちこちの猫をただ撮っているだけだ。
「あ、こ、これ、見たかったんです!」
「お~、急にハイテンションだな。寝てないからか?」
「違いますよ!うち動物家族なんです。犬1匹猫2匹。」
「あ、そうなの?」
「弟が実家の犬たちをブログにアップしてるんですが。。。
そういえば最近見てないなぁ・・・。」
その笑顔は今まで見た事のないものだった。
普段のツンとした強気な表情とは全く違う、柔らかな女の子らしい表情だった。
こんな顔、するんだ。。。
それから彼女とは愛犬の話しをするようになり、あの日の笑顔以来、彼女の存在が私の中でだんだん大きくなっていった。
「マロンちゃん、だっけ?ブログ見てるよ。」
「いや~、スミマセン弟の親ばかブログで。
あの~、もしかして昨日コメント入れて下さいました??」
「え、何で分かったの?」
「やっぱり!写真がどうこうって書いてあったから、もしかしてって。。。」
「うん、あのブログの写真は奇麗だ。素人ではないよね。」
「はい、弟、すごいカメラ持ってるんです。」
「もうすぐマロンちゃん誕生日でしょ?」
「あ、ブログ、そうですね。実は私と一日違いなんですよ。」
「へ~、そうなんだ・・・」
平静を装って返事をした。
誕生日、、、か。
プレゼント・・・? まさかな。
でも切っ掛けとしては良いチャンスではある。
「おぉ、来てる来てる。どう?企画の方は?」
「ありがとうございます。お陰さまで何とかなりそうです。
そうだ、これありがとうございました。
これ見た日、久しぶりにぐっすり眠った気がしました。」
「それは良かった。
そうそう、これ、一日早いか一日遅いか分からないけれど、
誕生日おめでとう。
仕事の応援も兼ねて・・・。」
「え、何で誕生日知ってるんですか?」
「だってマロンちゃんと一日違いなんでしょ?」
「あ、あの時・・・!そっか。ありがとうございます。
誕生日、明日です。嬉しいです。
でもこんなもの貰っちゃって・・・
開けても良いですか?」
「どうぞどうぞ。」
私はブログから拝借したマロンちゃんの写真で作ったひざ掛けをプレゼントした。
編み物の模様でペットの顔を描いた物だ。話しには聞いていたが実際に見るのは初めてで、彼女がその作品を広げた時には自分まで驚いたものだ。
「癒しのグッズって言うのかな?今のお前に必要なのは休息だと思ってな。」
今回は上司として、職場の仲間として、友達としてこのプレゼントを渡した。
自分の気持ちを伝えるのはまだもう少し先かな。
彼女が自分に余裕を持てるようになるまでもう少し待ってみよう。
「こんなもの頂いちゃって。。。お礼しなきゃ」
「お礼なんて良いよ。
それより迷惑じゃなければ良いけど。。。
そうだ、それなら仕事でお礼してもらおうかな。
今回の企画、頑張れよ!」
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この物語りはフィクションですが、癒し系プレゼントとして当店へご依頼される方もいらっしゃいます。中には気になっている異性に贈るとの事で、とても拘ってデザインされるお客様も。
人との出会いやご縁は必然、運命だと言われることもありますが、すてきなご縁を大切にして幸せを掴んでくださいね^^
ペットの写真で作るオリジナルグッズ、ファンデルワンでした。