皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。
ペットのお写真でオリジナルグッズを作成しています。
こちらがその作品。編み込み模様で出来たオリジナルクッションです。
主に飼い主さまへのプレゼントにご利用頂いております。
改めましてこんにちは、ファンデルワンの三浅です。
皆さんはお父さまにバレンタインの贈り物をされますか?
私も小さな娘が二人いますが、もしも将来娘達からチョコレートでももらえる日が来たらそれはもう嬉しくてたまらないでしょうね。
プレゼント用のご依頼をお受けしていると、娘さんからお父さまへプレゼント用にご注文下さる方は少なくありません。
特に父の日やバレンタインには多いようです。
当店にはさまざまなお客様がいらっしゃいますが、そのおひとりずつ、それぞれに人間ドラマがあり、相手の事を想ってご注文くださっています。
今日はそんなお客様の一場面を思い浮かべながら物語を書いてみたいと思います。
ファンデルワンのプレゼント物語り、始まり始まり。。。☆
お正月、我が家には親戚が集まり、両親はおもてなしで忙しくなります。
私も社会人になり、里帰りの際にはお料理などを手伝うようになりました。
小さい頃は掘りごたつに集まって、従兄弟たちとトランプをしたりゲームをして遊んでいました。
今は皆大きくなり、全員集まる事も少なくなりましたが、こうやって年に一度集まって、近況を話し合ったり仕事や結婚の話なんかをしていると、なんだかそれだけで安心するから不思議です。
今年のお正月は、皆が飼っていたペットの話になりました。
我が家では野良だった猫を手懐けて飼っていました。
父と戯れるミケです。
他の家では大型犬を飼っていたり、猫を5匹も飼っていたり、こうやって見ると動物好きの家系だなぁと感じます。
もう何年前でしょうか、私が高校生の頃に我が家のネコは亡くなってしまったのですが、父がその子の事を話し始めました。
最初は恐る恐るエサだけを食べて逃げて行っていた事。
いつも冷蔵庫の上のカゴに入ってみんなを見ていたこと。
こんなオモチャが好きで、よく遊んでいた事、等など。
いつしか話はミケの最期の時、出勤前の朝の話に・・・
「会社行く前に・・・
ダンボールの中にいてね・・・
もう、今日が山場かなって・・・
最期に撫でてやって・・・」
そこで父が涙をこらえたのが皆にも分かりました。
皆がなんとなく静かになり、父はお酒が無くなったと下手な嘘をついて、席をはずして台所へ向かいました。
あぁ、お父さん、ミケの事、そんなに大事に思っていたんだ。。。
ミケが亡くなったとき、泣いてる私を、父はあまり良く思っていませんでした。
『泣いてもどうにもならない。』
『早く学校行きなさい。』
それが父の言葉だった。
それ以来、父と距離が開いた気がします。
あの言葉は、私の誤解だったのかな?
私を元気付けるために?
今思えば、確かにお互い言葉足らずで誤解し合っていたのかもしれません。
父の涙を見たとき、父のミケに対する気持ちを初めて知ったような気がしました。
お父さんも、辛かったんだね。。。
もうすぐバレンタインです。
小さな頃は母と一緒に手作りチョコレートを作っていましたが、そんな思い出は小学校低学年まで。
今年、何年ぶりか、いえ、何十年ぶりかのバレンタインのプレゼントを父に贈ろうかなと・・・。
というのも、ミケの写真でオリジナルのグッズを作ってくれるお店、知ってるんです。
友達がね、彼氏にもらったからって、嬉しそうに見せてくれた。
本当は私が自分で欲しいって思っていたけれど、今回はお父さんにプレゼントしよう。
父へのプレゼントなんて、ちょっと恥ずかしい気持ちもあるけれど、このひざ掛けならきっと大喜びするよ♪♪
ペットの写真で作るオリジナルプレゼント(モデル:マイスちゃん)