当店で作るペットオリジナルクッションをご注文される方のご利用目的は様々です。
主にプレゼントとしてご注文される方が多いのですが、入院中のご家族へ贈る場合はペットに会えない寂しさもあって特に喜ばれるようです。
病院にはペットを連れて行くことが出来ないのでクッションを作って届けてあげよう。そしてペットのことを思い出して早く元気になってもらいたい。そういう願いを込めてご依頼下さるのでしょう。私たちもその気持ちにお応え出来るよう頑張ります。
ペットの写真で作るオリジナルクッション
糸で描いた編み込み模様のクッションです。
急な入院生活
病気や怪我である日突然入院を余儀なくされることがあります。実は私も2度入院したことがあり、どちらも突然の事でした。一度は交通事故。もう一度は体調が悪いので病院に行ったら即日入院。人生は何があるか分かりません。
その時、ペットを飼っていたらどうだったでしょう。その日からしばらくペットに会えなくなります。
私は一度目は2週間の入院、2度目は1ヶ月の入院でした。短期の入院であれば問題はないかもしれませんが、これが長期入院になればきっと寂しくなるでしょう。
私が入院したときはペットを飼っていなかったので寂しさはありませんでしたが、今は猫を飼っていますので色々心配になると思います。
入院中の誕生日のお祝い
今までずっとペットと一緒に誕生日を祝ってもらっていた人が今年は病室で誕生日を過ごすとなれば家族も心配されると思います。ペットも「飼い主ロス」になることもあるそうですね。
また病院ですのでケーキでお祝いというわけにも行きませんし、病室で騒ぐと他の患者さんの迷惑にもなります。なるべく静かにお祝いしたいもの。
また元気なときとは違い、プレゼントの内容も変わってくることでしょう。快復の願いを込めたものや、精神的に元気が出るものが良い思います。
その点でも家族のペットをモデルにしたオリジナルグッズが喜ばれているのかもしれません。
入院中のお父さんへ贈る物語
急に入院することになったお父さんへの誕生日プレゼントという想定で、クッションのご利用シーンを描いてみました。
本日は誕生日プレゼント物語りならぬ、お見舞い物語り、はじまりはじまり・・・
ずっと病気一つしなかった丈夫な父でしたが、このところ良く怪我をするようになりました。
雪道を歩いていては滑って腰を打つ。
日曜大工で指に包帯を巻く。
そしてとうとう道路で段差を踏み外して足首を捻挫。
「お父さん、入院だってさ。」
「それって捻挫じゃなくって折れてるんじゃないの?」
「詳しくはまだ聞いてないけど、入院って言うくらいだから、多分そうなんだろうね。
本人は捻挫だって言い張ってるけど。。。」
入院は案外長引き、一週間、二週間・・・、結局やっぱり骨折だった。
「お父さん、お見舞い来たよ~」
「忙しいんだろ、そんなしょっちゅう来なくて良いよ。」
「はい、これが着替えでこれが言ってたケータイ充電器と、それとこれ、マロンの写真ね!」
「マロン元気か?」
「お父さんいないから元気無い・・・と言いたいところだけど、ユキが面倒見てるからすっかりユキになついちゃった^^」
「なんだか妬けるなぁ・・・」
「ユキが良いもの持ってくるからもうちょっと待ってて。」
ーーー後日ーーー
「お父さん、マロン、会えないの寂しいでしょ。」
「あ~、マロン、元気?連れてきて!!」
「連れてこれる訳無いでしょ!
それでさ、これ、枕元に置いておいて☆」
「あれ、これマロンのクッション!?すごいね!お父さん元気出さなきゃね!」
「夜寂しい時に抱いて寝るんでしょ♪」
「そんなことしないよ!」
ーーー後日ーーー
「ユキ、このクッションどこで作ったの!?」
「あ、ネットだけど」
「なんっていうお店?」
「そのクッションの裏に書いてある。van der Wan。確か、ファンデルワンって読むんだけど・・・
それがどうかした?」
「実は看護婦さんから好評で、色々聞かれるんだよ。」
「へ~、今度パンフレット持って来ようか?」
「あ、パンフレットあるのか?頼むよ~」
「あとひざ掛けとかタペストリーとかもあるみたいだよ。
お父さんはひざ掛け使わないからクッションにした。」
「ありがとね。毎日抱いて寝てるよ。」
「結局抱いてんじゃん^^!」
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お見舞いに使われる場合はひざ掛けよりもクッションの方が良いようで、ひざ掛けだとなんだか長居してしまうというイメージがあるというお客様も時々いらっしゃいます。
クッションだと枕元に置いておけますしね♪
愛犬の写真そっくりに作るクッションやひざ掛けを作成しております。
入院中の皆様へお見舞い申し上げるとともに、ご家族やペット達の為にも早く元気になられる事をお祈り致しております☆