ペットたちとのお別れによって体調を崩す人もいると思います。
一時的な体調不良、例えば悲しくて元気が出ないとか何もやり気が沸かないということはよくあると思います。
しかし長期間にわたって将来が不安になったり、高齢者であれば急に体が弱ってきたりすると思います。
お客様からのお話を伺っていると、時々このように言われます。
そういうお話を伺うたびに、私は「散歩」の大切さを感じます。
今回の記事では散歩の大切さを考えてみたいと思います。
お客様の相談に乗りながら
私はお客様のペットロスの相談に乗りながら、糸を編んでペットのメモリアルグッズを作っています。
そんな日々の作成の中で気づいたこと(ペットロス克服のヒント)などをブログで綴っています。
以前の記事ではペットロス克服のアイデアとして、散歩について書いたこともありました。
そして、お客様にも元気な時は散歩に行くようご提案しています。
ペットロスの体調不良と愛犬の散歩
先ほどの記事を書いたときはペットロスを克服する方法だけを考えていたので、犬の散歩と健康との因果関係にまだ気づいていませんでした。
愛犬が亡くなり、日課の散歩に行かなくなったとしたらその人はどうなるでしょうか。
家から出る機会が減り、運動をしなくなり、近所の人との会話も減り、そんな理由がペットロスの苦しさを引き延ばしているのかもしれないと思ったのです。
先日、実家で飼っていた愛犬が突然亡くなりました。寝るときも、ご飯を食べるときも、お散歩するときも、ずっと愛犬と一緒だった母は、「明日からどうしたらいいかわからない」と言っていました。(中略)完成したクッションを見せると、「涙が出そうなくらいうれしい」とすごく喜んでくれました。プレゼントして、本当によかったです。こんな素敵なクッションを作ってくださって、すごく感謝しています。ありがとうございました!

ご注文商品:クッション
散歩に行きましょう
散歩は健康に良いという話はよく聞くと思います。
私の兄は喉が弱かったのかわかりませんが、ずっと咳をしていました。でも愛犬の散歩を7年続け、それ以来咳をしなくなりました。
犬を飼っている(飼っていた)人たちはおそらく同じような経験もあるでしょう。
愛犬がいないので散歩に行く理由がない。
ならば理由を作りましょう。
ちょっと良いシューズやウエアを買って形から入るのも良いでしょう。
カメラを買って撮影しながら歩いたり、一緒に歩いてくれる友人や家族を誘ったり、愛犬との散歩道を思い出に浸りながら歩くのも良いと思います。
近所の人と交流しましょう。
犬がいると、話が弾むと思います。
知らない人でも挨拶をしやすいですし、話しかけてくれることもあります。
逆に、犬の散歩をしている人に声を掛けるのもとても良い事だと思います。
ぜひ散歩中の犬たちと触れあってみて下さい。
私も経験がありますが、他人の犬でも十分癒されるのです。
自分は一人じゃないという認識
ペットはいなくなっても、まだまだ周りにはあなたを支えてくれる人がたくさんいます。
自分は一人になってしまったと思わないでください。
近所の人もいますし、たとえ一人暮らしだったとしても家族や親せきと連絡を取ってみてください。
声を聞くだけで気持ちが前向きになるかもしれないし、亡き愛犬の話題になるかもしれません。
そんな皆さんのお話を聞きながら、私は今日も糸を編み、クッションを作っています。
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