ファンデルワンの三浅です。
糸を編み、ペットの思い出を形にした作品作りをしています。
今回はどうしても涙が止まらないという人に届けたいお話しです。
お客様の中にはペットとのお別れが辛く、毎日・毎晩のように泣いている人がたくさんいます。
と聞かれます。
しかし私は、いっぱい泣くことをお勧めしています。
泣くことを、悪いことだと思わないでください。
たくさん泣いてあげて下さい。
ペットのためでもありますし、あなたご自身のためでもあります。
でも、涙が止まらないのも苦しいですよね。
そんな時はどうしたら良いですか?
お客様にそう聞かれます。
私は一生懸命考えます。
答えは一言では言えないですし、そんな簡単に解決できる事でもありません。
しかし、こんなことが起きます。
私が話を聞いているうちに、少し楽になったと言われるのです。
ご自身で気持ちの落ち着ける場所を見つけて下さるみたいな感じです。
私の仕事は糸を編んでペットのクッションやブランケットを作る事ですが、こうやってお話を聞くことの方が大事なのではないかと思うようになりました。
カウンセラーのようなアドバイスは出来ませんが、涙が止まらないという人がこのブログを読んで、何か解決のヒントを見つけて下さると幸いです。
泣くのが良い理由
泣ける人は気持ちが素直な人だと思います。
ペットへの愛情が非常に強かった人で寂しさに耐えられない人もいるでしょう。
そんな時、涙を我慢すればするほど辛さは蓄積されていきます。
日中は仕事で頑張っている人や、他人と会うときに無理をしている人の中にも、自宅に帰った時や寝る前などには泣いてしまう人がいると思います。
それはたまったストレスを涙で流しているのだと思います。
泣くことを悪い事だと思わないでくださいね。
でも泣くのは体力も使いますし、出来るなら泣かずに(寂しくても)頑張れるようになりたい。
そんな人は次の行動に移しているかもしれません。
でも、ひとつお願いがあります。
頑張りたい気持ちは応援しますが、無理しないようにしてくださいね。
今でも涙は止まりませんが、この子(クッション)がいてくれるから頑張れます。三浅さんに教えて頂いた「寂しさは愛した証」という言葉に本当に心が救われました。自分が泣いていたら天国へ行けれないと周りからは言われますが、まるであの子を忘れなさいと言われているようで辛かった。クッションももちろん素敵でしたが、三浅さんとの出会いに感謝しています。
気持ちの支えになる物を持つ
クッションをお届け後に頂くお客様の声をご紹介します。
このように何か支えになる物があると気持ちも落ち着くと思います。
それは物でも良いですし、時には誰かの言葉でも良いと思います。
私たちの作るクッションは商品ではなく「気持ちの支え」なのかもしれません。
でも本当に皆さんを救っているのは、前に進みたいというご自身の気持ちだと思います。
クッションはその切っ掛けに過ぎないと感じる時があります。
お別れのけじめ
ペットとお別れ(お見送り)が出来ていない人がいます。
そういう場合はただただ、辛い時間が長引くだけです。
ペットちゃんの為にも、ちゃんとお別れをしてあげて下さい。
お見送りがちゃんと出来たら、その後は永遠の絆で結ばれると思います。
私は、体から抜けたペットの魂は天国へ旅立って幸せになると思っています。
寂しいけれど、彼らの幸せを見送ってあげましょう。
お葬式をあげたり火葬にしたり、祭壇を作ったり…
そのひとつずつの行動がお別れを受け入れるステップだと聞きました。
泣ける場所(ペット達が帰って来れる場所)を作る
これからもずっと、ペットと私達とは心で繋がっていると思います。
家の中に、ペットが帰って来れる場所を作るのもお勧めです。
そこを、自分が泣いても良い場所と決めて、泣きたい時にそこに行くのです。
そうすると、そこが天国のペットに会える場所のような気がしてきて、気持ちが落ち着くかもしれません。
このようにお客様から言われることもあります。
その様子はペットメモリアルグッズがもたらす気持ちの変化をご覧ください。
クッションだけではなく、2つ、3つとご注文される方もいらっしゃいます。
コットンブランケットとクッションのセット。
泣けないのが一番つらい
泣いているのはとても辛く、寂しからでしょう。
私も犬と猫を見送った経験があり、涙腺の弱まる年のせいもあり、涙をぼろぼろ流していました。
しかし、お客様の中にはクッションが届いた時に初めて泣けたという人もいます。
それまでは死を受け入れられず、ただ茫然としていたそうですが、クッションを見て初めてペットの死と向かい合えたとも言われます。
今まで我慢していた気持ちが一気にあふれるのでしょうね。
でもその次の日からは前向きな気持ちになったという声も届いています。
こちらの記事もご覧ください。
それでも何日も泣いてしまう人は
何日も泣き続け、自分はいったいどうなってしまうのかと心配することもあります。
周りの人(家族など)にも迷惑が掛かっていると思ってしまう事もあります。
そんな時は、家族に甘えてみませんか?
そして、泣いている自分を許してみましょう。
辛いことがあったのです。
悲しくて泣いてしまうのは仕方のない事です。
泣いてしまう自分を許し、明日も、明後日も、泣いても良いと思いましょう。
大丈夫。
その悲しみは、いつか幸せに変わります。
ペットを心から愛していた証であり、悲しければ悲しいほど深く愛した証だと思えば悲しくても嬉しくなってきませんか?
これはお客様から教えて頂いたお話です。
詳しくはこちらをご覧ください。
メモリアルグッズでちゃんと泣けた人
お客様の中には、電話で泣かれる方もいらっしゃいます。
もちろんその時間は作成の手が止まりますし、私はよいアドバイスが出来るわけでもありません。
でもクッションをお届けする頃には元気になって下さいます。
その理由は、ちゃんと泣いているからだと思うのです。
涙と共に、思い出を大切に。
愛した証を形に…
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編み物で描くペット
寂しい時は抱きしめて☆