ペットロスの寂しさはなぜ繰り返すのでしょうか。
ペットロスから立ち直り元気に生活していたのに、また寂しさがこみ上げてきて、辛かった頃の生活に戻ってしまった。
このような経験をされている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私も同じでした。
ペットロスからの快復は、良い時と悪い時を繰り返す
私の経験をお話します。
私はペットロスが重症化し、精神的に滅入った時期がありました。
月日が経てば少しずつ元気になります。
でも、時々また寂しくなります。
その繰り返し。
何度元気になっても、辛い気持ちは繰り返すのです。
先生(心療内科医)に聞いたのですが、そもそも人の心の状態には波があり、良い時と悪い時を繰り返すのだそうです。そして少しずつ良くなっていくのだそうです。
ですから皆さんの中にペットロスの辛さがぶり返してきたとき、
「やっぱりダメだ~」
ではなく、
「このブログ書いた人も同じだったんだ」
と思うくらいにして、
あまり思い詰めないようにしてください。
いや、もしかしたら、『もうダメだ』と感じても良いのかもしれません。
それが普通の精神状態ですし、また日が経てば元気になるのです。
ムック(愛犬)がいなくなって12年後の2020年7月、私は猫とお別れをしました。
元気になりましたが、やっぱり辛い日と元気な日を繰り返しています。
そんな時、今はある物が支えになってくれています。
詳細は、繰り返すペットロスの辛さを支えてくれるメモリアルグッズをご覧ください。
辛い時はペットが会いに来てくれているのかも・・・
私は次のように思っていました。
『辛さや寂しさがぶり返してきたとき、もしかしたらムック(天国の愛犬)が会いに来てくれているのかもしれない。』
そう思ったら、少し嬉しくなりませんか?
本当は辛いのに、それを逆手に取って
と思うと、嬉しくなります。
写真を見たり、おもちゃのボールを飾ったり、首輪を眺めて何かリメイクしてみようかなとかんがえてみたり、そんなことをしていると少し元気が出てきます。
3年ほど前に犬を亡くしました。
悲しさと後悔で毎日頭の中がその事で渦を巻いていました。少し元気になってもまたぶり返しています。今回その子の写真でクッションを作って頂きました。「お帰り」「また会えた」そんな気持ちが何度もこみ上げています。毎日クッションを抱いています。印刷じゃないから、リアルに抱いているみたいです。
編み物で作るクッション
医学的な理由
辛さが繰り返すのには医学的にも理由があるのだそうです。
脳からアドレナリンやセロトニンと言われる物質が分泌されると、私たちは元気になったり前向きな考え方をするようになったりするらしいです。
逆に、これらの成分の分泌が少ない時は落ち込みやすくなったり、マイナス思考になったり、悲しかった事を思い出すようになったりするそうです。
これらの物質の分泌量はその日に経験した事や体調、また天気や気圧等も影響されるそうです。
私の場合、気圧が下がると頭痛がしてマイナス思考になり、気分まで滅入ってしまうのですが、そんな時に悲しかったことを思い出したりします。
今なら分かるのですが、愛犬を亡くした当時はそんなことは知らなかったので、何度も辛い気持ちがぶり返していました。
辛い時は無理をしないで
辛い時にはどう過ごしたらいいでしょうか。
それは、無理をせずゆっくり過ごすことです。
家事や仕事で、今日絶対にしなければいけない事があればそれだけをして、明日以降でも良いものは明日にする。
今日は好きなことだけして、あとは何もしない。
当店のお客様はクッションを抱きしめていらっしゃるようです。
写真を見たり、家族や友人とペットの思い出話をしたりされているのかな?
そんなことを想像しながら作品作りをしています。
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