SNSでペットの死を報告する人がいます。
私はその気持ちがよく分かります。
投稿する事で自分の気持ちが少し落ち着くこともありますし
また、同じペットロスの人と繋がれる時もあります。
しかしこれに同情する人もいれば、そうでない人もいます。
実際には「良い気がしない」と感じる人もいますので、注意が必要です。
ファンデルワンのお客様にも、SNSで辛い経験をお持ちの方がいらっしゃいます。
皆様が同じ思いをすることが無いよう、SNSでペットロスを投稿する時の注意点について考えてみましょう。
SNSでペットの死を報告する人の気持ち
まずは私の経験をお話しします。
私も同じく、猫の病気のことを何気なく投稿した事がありました。
その翌日の、猫が亡くなりました。
亡くなる前に、余命わずかだという内容を投稿すると、心配のコメントやメッセージがたくさん届いて驚きました。
私は慌ててその投稿を削除しました。
投稿した時の気持ちは、純粋に猫がかわいかったからです。
でも、その気持ちがすべての人に届くわけではないですし、何気なく書いたコメント(余命わずか)が、自分の予想以上に大きく伝わる事もあります。
そしてペットが亡くなった時も、SNSで投稿する人はたくさんいます。
私も同じ気持ちになりました。
投稿したいと感じたのです。
その一番の理由は、かかわって下さった方々へ感謝を伝えたかったからです。
ほとんどの人は優しい言葉をかけてくれるでしょう。
でも、それを読んで良い気分がしないという人もいます。
同情を誘っていると感じる人もいます。
コメントしづらいという人もいます。
不謹慎だと感じる人もいます。
色々な価値観を持った人がいる場です。
私たちと同じ気持ちの人ばかりではありません。
投稿する際には十分気を付けた方が良いでしょう。
時には自分が傷つく場合もありますから…。
亡くなったペットの写真
ペットの祭壇の前に棺を置き、眠ったペット(死体)を撮影して、投稿する人もいます。
その気持ち、私も良く分かります。
飼い主にとってはかわいく、綺麗な写真なのです。
当店のお客様でも、商品お届け後にその写真を送ってくる方もいらっしゃいます。
我が家の猫が亡くなったのは今から3週間ほど前、つい最近です。
眠った猫はとてもかわいく、きれいで、まるでかわいいぬいぐるみのようでした。
写真に撮って残したいと感じました。
でも、写真を撮ってしまうと、いつか誰かが偶然見てしまうかもしれません。
その時の気持ちを考えて、写真を撮るのを我慢しました。
(逆にそれが良かったのか、今は鮮明に記憶に残っています)。
亡くなったペットの写真を撮っている人もいらっしゃるでしょう。
そして皆さんが撮ってよかったと思っているようです。
この先、もう写真に撮ることはできませんし、ご自身で撮ってあげたいと思えば残しておくのもいいかもしれませんね。
SNSで死んだペットの写真をアップする人の気持ち
確かに飼い主にとってペットは、たとえ亡くなっていてもかわいく綺麗なものです。
最後に綺麗な姿を知人に見てほしいという気持ちもあるかもしれません。
その気持ちは分かりますが、しかし他の人にとっては、それは動物の死体です。
当然気持ちを害する人もいるでしょう。
その価値観の違いがあることを心に留めておきたいですね。
SNSでアップしたくなったら・・・
それでもSNSで投稿したくなったら、そんな時は公開範囲を「自分のみ」にして、一度アップしてみてはいかがでしょう。
又は、ごく親しい人のみが見えるような設定にしてみましょう。
家族のみ、又はペット関連の友達だけが見える設定で投稿してみませんか?
『辛い時こそ話して欲しい』と言ってくれる友達もいると思います。
そんな時はちゃんと支えてもらいましょう。
SNSの使い方
SNSはとても便利なツールです。
それと同時に、異なる価値観を持った人が同じ場で交流しますので、危険な一面も持っています。
自分の投稿を誰が見ているか、誰に見られても良い内容なのか、公開範囲を指定しているかなど、気を付けなければいけないことがあります。
仮に何かトラブルに巻き込まれても、それは自分の責任になりますので常に注意しておかなくてはいけません。
お客様の声
お客様から時々このような質問を頂きます。
私はいつもこう答えます。
完成に至るまで、写真選びから色々悩み、その都度三浅さんからアドバイスや暖かい言葉を掛けて頂き、本当にありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。
クッション届きました。とても癒されています。実は先日SNSで猫が亡くなった事を投稿してしまい、お悔やみのコメントが沢山来て慌てて消したところです。クッションもアップしてファンデルワンを紹介したい気持ちもあるけれど、少し落ち着いてからにします。いつも居たソファに置いてるとほんとにそこに居るみたいです。