お客様からペットの葬儀についてお話を伺う機会がありますので、我が家の猫たちにも最期のときが訪れたらどうすればいいのか心配になり、調べて見ました。
ペットの葬儀はいつ、誰が行った?
まず、ペットの葬儀はいつ誰が行っているかお客様に聞いてみました。
すると皆様が、次の休日まで遺体を保管し、仕事が休みの日にお葬式をされているようです。
しかし休日が近ければ良いのですが、長い時は1週間以上休めない事もあります。ペットの遺体は何日も安置しておく事ができません。
仕事を休めない場合は、家に居る家族が対応してくれたそうです。
仕事が休めない場合
私の友人の場合をご紹介します。
朝起きたら愛犬が亡くなっていたそうです。
とても仕事にいけるような気分ではなかったのですが、でもペットの死を理由に会社を休む事もできず、仕方なく出勤したそうです。
もちろん仕事は手に付きません。
体調不良を理由にしたり、有給を取って休む事もできたそうですが、当日の朝に急に連絡を入れるのも気が引けたのでしょう。
そして、ペットの葬儀は家に居た家族が行ってくれたそうです。
当然ご自身は出席することができず、心残りがあるようでした。
我が家は日曜日に愛犬が亡くなりました
次は私の経験をお話します。
我が家の愛犬は日曜日の朝亡くなりました。
起きた時にはまだ温かかったのですが、もう息はしていませんでした。
もしかしたら兄の足音を聞いて、それで安心して息を引き取ったのかもしれません。
それくらい温かかったそうです。
日曜日という事もあり、家族みんなが休みの日でした。
私は予定が入っていましたがキャンセルし、愛犬の火葬に参列しました。
今思えば会社を休むのは難しかったかも知れませんので、ある意味家族思いな子だったのかもしれなません。
仕事に支障なく行う事は出来ましたが、月曜日から通常通りに出勤するのはちょっと辛かったです。
仕事を休めない人の、ペットの葬儀
24時間対応できるペットの葬儀屋さん
ペットへの理解が少しずつ浸透していますが、現実としてペットの死を理由に休暇を取れる会社は少ないでしょう。又は休めたとしても気持ちを理解されない事が多いようです。
そこで、仕事も休めないし遺体を安置する事も出来ない場合はどうしたら良いのか不安になり、調べてみました。
すると、最近ではペットの葬儀場で、24時間対応してくれるところがあるようです。
葬儀は日中のみであっても、電話受付や相談には24時間乗ってくれるところがほとんどでした。
ですので、一度問合せをしてみてはいかがでしょうか。
移動式、ペットの火葬車
ペットの火葬をしてくれる火葬車をご存知でしょうか。
ペットを火葬することが出来る車があり、自宅まで引き取りに来てくれるそうです。そして火葬が可能な場所へ移動してちゃんと供養して弔ってくれるのだそうです。
火葬場に連れて行かなくても良いですし、また自宅まで来てくれますので時間の無いビジネスマンにとってはありがたい対応だと思います。
24時間体制のところが多く、平日の夜間でも対応してくれますのでお住まいの地域にこのようなサービスを行っている業者さんが無いか、調べてみて下さい。
遺体の安置
ペットの亡骸は適切に保管しないと、すぐに痛んでしまいます。
特に夏場は痛みが早く、一日も早い対応が必要になります。
遺体の安置方法についてはネット上にいろいろな情報が載っていますが、ドライアイスや保冷用のケースなどが必要になりますので、すぐにそれらを揃える事ができない場合もあるでしょう。
そのような場合にも、ペットの葬儀に対応してくれる葬儀社へ相談されるのがいいと思います。
必要品一式をすぐに用意してもらえると思います。
周囲の理解を得るのはまだ難しいのか
ペットに対する理解が深まりつつある現代ですが、まだまだ理解してもらえない事の方が多いように感じます。
仕事を休む事も、辛い気持ちを誰かに聞いてもらうことも、気が引けるのが実状です。
公にするのは難しいと思いますが、理解してくれる人がいれば出来るだけ助けを求めてください。自分ひとりで抱え込まないようにして下さい。
辛さを分かってくれる人や同じ経験がある人には気持ちを分かってもらえると思います。