ペットの分骨について

分骨とは、亡くなったペットの遺骨を2箇所以上の別々の場所で保管することです。例えば一部はお墓に、一部は自宅の骨壷で保管する方は多いのではないでしょうか。

また、ペンダントなどに入れて常に持ち歩いている人もいらっしゃいます。

そこで、分骨について調べてみましたのでご紹介します。

ただし、考え方は人それぞれ違いますし、宗教が違えばとらえ方も違うかもしれません。「こうしなければならない」と言う決まりも無いそうで、ご自身が良いと思った方法を取れば良いとのことです。

 

分骨についての考え方

お寺の住職さんのお話

お寺の住職さんに聞いてみました。四十九日を過ぎると魂は体から抜けてしまうそうです。つまり骨には既に魂は宿っておらず、そこにペットの存在を追いかける必要はないそうです。

でも、飼い主としては想いは消えないですよね。

おもちゃや洋服等とは違い、骨は体の一部ですからその思い入れも強いと思います。

お寺や宗派によっては納骨をしなければ成仏でき無いと言われることもあるそうです。でも自宅で保管したいことや分骨したい事を話せば多くの場合は対応してくれるようです。

分骨の良し悪し

その和尚さんのお話によりますと、ちゃんと供養してあげれば骨を別々の場所で保管しても問題はないのだそうです。

ただ、分骨は良くないと気にする人がいますので、その方たち(特に家族)への心の配慮は必要です。

例えば家族の誰かが反対しているなら、その人の意見をちゃんと聞いてあげたほうが良いでしょう。

後に揉めることが無いよう、自分ひとりで判断しないほうが良さそうです。

分骨、散骨

骨の一部を思い出の場所にまくというお話を聞きます。

ペットの場合でも良く遊びに行った海や川に骨を撒くことがあるようです。これからも好きなだけ海や川で遊べるようにという飼い主さんの想いが込められているのでしょう。

我が家のムックもよく川で遊んでいました。今思えば、骨を一部持って帰って、思い出の川に撒いてやっても良かったなと思います。

家族が離れて暮らす場合の分骨

ペットの骨を分けて保管する理由として一番多いのは、家族でそれぞれ骨を持っておきたいという理由ではないでしょうか。

またその際にそのまま自宅で移し変えてもいいものなのか、お寺でお経をあげてもらわないといけないものなのか、意見が分かれると思います。

家族で意見が分かれて、話しがまとまらなかったらどうすれば良いでしょう。

もし、お寺で葬儀をあげたならお寺に相談するのが良いと思います。

何か良いアドバイスを頂けるかもしれません。

遺骨を入れたカプセルやペンダント

骨のかけらをペンダントに入れてネックレスやストラップにしてくれるお店もあるようです。

それも骨を分けて持つ事になりますね。

その他骨や毛を使ってメモリアルグッズを作ってくれるショップもありますので調べてみてはいかがでしょうか。

ペットの骨を分けて持つ事が出来ない時のアイデア

骨を一箇所にしておきたい、でも形見になるものを持っておきたい。そういう場合は骨以外のものを遺品として残す方法があります。

例えば爪や毛などを加工してストラップやペンダントにしたり、写真を使ったオリジナルグッズを作ってみてはいかがでしょう。

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ペットの写真を持ち歩く人もいますし、洋服やリードなどをリメイクしてストラップなどを作っている人もいます。

その他、スマートフォンの待ち受け画面やSNSのプロフ写真をペットの写真にしている人も多いです。

そうすることで、亡くなった後でも身近に感じられるものです。

当店ではペットの写真でオリジナルグッズを作っていますので、お客様の中には分骨できないから代わりとしてクッションを作って家族へプレゼントされるケースもあります。

お客様のご要望

家族で飼っていた愛犬が亡くなり、もうすぐ1年が経ちます。

娘が結婚する事になり、骨の一部を持って行きたいと言っています。

骨を2箇所に分けて持つのはよくないと聞くので別の方法で思い出を持たせてあげたいと思っていました。

そこで愛犬の写真で作ったクッションなら娘も喜んでくれると思ったので、よろしくお願いします。

抱きしめるクッション

詳細はこちら

思い出の品としての作成

当店ではペットの写真でオリジナルクッションを作っています。

このように、結婚や就職、又は転勤などで家を離れることになった家族へ、思い出として作成される場合があります。

今回ご紹介する要望は、分骨が出来ないから代わりの物を持たせたいという内容です。

分骨に対する考え方は人それぞれ違うようですので、お客様から教えて頂いた内容を一部ご紹介します。

まとめ

分骨は悪い事でもないようですし、骨の一部を入れる為のペンダントなどを販売するショップもあるほどですから、あまり深く気にしなくても良さそうです。

ただし、家族で反対意見がある場合などはちゃんと話し合ったほうが良さそうですね。

皆さんが今後も天国のペット達を身近に感じ、思い出を大切にして過ごしていく事が出来るよう願っています。

天国の愛犬の思い出のグッズ

ペットの形見として、写真で作るクッション

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