皆さんは仕事中に亡くなったペットを思い出し、泣いてしまうことはありませんか?
仕事がいつも通りに出来ないことは仕方がないと思います。
とても辛い事があったのですから。
ただし、仕事はちゃんとしなければいけません。
そんな時、どうしたらいいでしょうか。
今日は、ペットを亡くした辛さで仕事が出来ない時の対処法について考えてみましょう。
ペットロスで仕事が手につかないときの対処法
少し休憩をする
私たちが愛犬を亡くした時、又は従業員がペットロスになった時、頻繁に休憩をとるようにしていました。
仕事内容がペットのメモリアルグッズを作るという製造業ですので、色々なペットの写真を拝見します。
(制作の一場面)
それが癒しになったり、時には辛い気持ちになったりもします。
特にペットロスの相談に乗っている時は自分事のように思えてきます。
そんな時は少し5分から10分くらい休憩をとるようにしていました。
しっかり休んで、元気になってから仕事に戻る。
その方が効率は良くなると思います。
でも、すぐに休憩を取れる職場ばかりではないですよね。
そんな時は次のように考えてみて下さい。
誰かに相談する
大きな会社であれば臨床カウンセラーが常駐している場合もあります。
思い切って相談に行ってみませんか?
しかし、そうでない場合の方が多いでしょう。
そんな時は、同僚の中で気持ちが分って貰えそうな人に相談すると良いでしょう。
同じくペットを飼っている人、又はペットを亡くした経験がある人が良いでしょう。
話を聞いてくれると思いますし、良いアドバイスをくれるかもしれません。
自分の気持ちを分ってくれる人が職場に一人でもいてくれると心強くなります。
別の仕事(体を動かす仕事)をする
仕事と言っても、朝から晩まで同じ仕事をしている人は少ないと思います。
今行っている作業が手につかないなら、別の作業をしてみるのはいかがでしょうか。
特に頭を使って、考えて行う仕事は手につきにくいと思います。
集中できないし、悲しさがこみ上げてきます。
一方、体を動かして行う仕事なら、少々辛くても対応できる場合があります。
当店ではメールやサイト更新、伝票整理などは頭を使いますのでペットロスの場合には不向きになります。
しかし、アイロンや機械整備など体を動かす仕事は少々辛くても頑張ることが出来ます。
我が家の猫もいつかお別れの日が来ます。
その時はきっと仕事も手につかないでしょう。
そんな日はアイロンや機械の整備ばかりしてしまうかもしれません。
会社を休む
どうしても辛い時、仕事が出来ないときは、思い切って仕事を休むのも良い選択だと思います。
辛い気持ちを抑えているとその辛さが蓄積され、更に回復を遅らせる場合もあります。
ちゃんと休んで、思いっきり落ち込み、ちゃんと悲しい時間を作った方が立ち直りも早くなります。
関連記事:ペットの死、会社を休むのは変ですか?
メモリアルグッズを持ち歩く
このマフラーは一見グレーのボーダーマフラーに見えます。
職場でひざ掛けとして使ったり、
営業先でマフラーとしてお使いいただけるデザインだと思います。
しかし、このボーダーの反対面は、実はペット(ウチの子)がデザインされているのです。
当店では職場でも使えるメモリアルグッズをテーマに作品作りをしています。
その他、ペットの遺品や写真を入れたメモリアルグッズを扱うお店も多いと思います。
遺骨を入れたストラップや写真入りのグッズなどを作り、寂しい時に眺めたり握りしめたりしてみてはいかがでしょうか。
その時は辛い波が押し寄せるかもしれませんが、数分後には支えてもらえた気持ちになれると思います。
私も猫の首輪を手首に着けています。
腕を振るとマロ(猫)が首を振った時と同じ音がして、マロが一緒に職場にいるような気持ちになれますよ。
辛さこそ絆・愛した証
少し元気になってきたら、考え方を変えてみましょう。
愛した過去が無ければ、今の辛い気持ちもなかったでしょう。
一緒に過ごし、たくさん愛情を注いできたから涙が出るのです。
今の辛い気持ちは愛した証であり、ふたりの絆だと思ってみてください。
辛い方が、たくさん愛した証拠。
形には見えなくても、あの子への愛を自分の心に刻んで頑張れると思いませんか?
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周りの人には気を使いましょう
泣きたいときや長時間席を離れる時には周りの人に気を使わなければいけません。
急に泣き出したら誰だった驚きますし、心配します。
理解ある人なら良いですが、そうでない場合もあります。
「ペットが死んだくらいで・・・」
「仕事にプライベートを持ち込むな」
等と思われてしまうこともあります。
自分の気持ちが他人に理解されていないと感じた時、私たちの悲しみは更に深くなってしまいますので気を付けでください。
お客様のご感想
本当に温かくて、ウチの子(猫)が乗ってた時を思い出します。職場で使おうと思っていたけれど汚れたら嫌なので家に飾っておこうと思います。
思い出を、編み物のぬくもりに…