ペットロスの辛さ、何かにすがりたい時

すがる思いで連絡させて頂きました。

私のもとにはこのようなメールが届きます。

今回はペットロスで何かにすがりたい時、どのようにして気持ちを保ってきたかご紹介します。

 

何かにすがりたい思い

ペットの存在は多くの場合、飼い主の心の支えになっています。

その支えを失った時、この先どうやって生きていけば良いか分からないという人も多いです。

特に誰にも相談できない時、一人で悩んでいる時、何か(誰か)にすがりたい気持ちになります。

それは家族や友人だったり、遺品や思い出の品だったりすると思いますが、

こうやって助けを求める感情はとても自然の感情だと思います。

 

精神的に弱いわけでもなく、

世の中で自分だけでもなく、

ごく一般的な事です。

 

私は猫のマロを天国へ見送った時、首輪を外してやり、それを持ち歩いていました。

天国の猫からのプレゼント

このようにブレスレットにして、ずっと身に着けていました。

物にすがる

私のように、思い出の物を持つのはお勧めです。

返って辛くなってしまうという事もあるかもしれませんが、本人(ペット)が身に着けていた物を自分が持ち歩いたり、思い出の品を家に飾ったりすることでその存在を身近に感じる事が出来ます。

私は辛い時は持ち歩くようにしていたら、妻が

「今日はちょっと寂しい日だね」

と言ってくれました。

その時、妻も私の支えになってくれているのを感じました。

いつまでも何かに頼り続けるのは良くないの?

私はマロを見送って、もう4年以上経ちます。

でも、今でも悲しくなったり、お客様のメールでマロを思い出して泣いてしまう時もあります。

そんな感じで良いと思うのですが、どうでしょうか。

 

もういい加減に泣くのを止めなさいとか、

いつまでも泣いていちゃいけないとか、

言う人もいますが、

私は何年も泣いていても、良いと思うのです。

すがりたい気持ち

こんな時に支えてくれる家族や恋人がいる人は、とても幸せだと思います。

その存在を是非大切にして下さい。

今だけでなく、これから先もずっと力になってくれるでしょう。

 

でもそうではない人もいます。

一人で悩んでいる人もいます。

誰かに冷たくあしらわれた人もいます。

そんな人達がいて、そういう人が何かを求めて、このブログへやってきます。

たくさんの記事を読んで、

そうして作品のお届け後にこう言われるのです。

「すがる思いで注文しました」
「実は亡くなった子で・・・」
「誰にも相談できなかったけど、話を聞いてくれてありがとう。」

ただのニット作家の私が、誰かのお役に立てるならと思い、今日も糸を編み、作品を作り、このブログを書いています。

 

タイトルとURLをコピーしました