ファンデルワンのペットロス相談室へようこそ。
本日お話しする内容は、ペットロスによる将来への不安について考えていきます。
私はニット作家ですが、作品作りを通して様々なお客様とペットロスの相談に乗っています。
皆さんの中にはペットを亡くした悲しみや寂しさと同じように、将来に不安を感じている人はいませんか?
このまま立ち直れなかったらどうしよう。
仕事辞めようかな。
自分は将来どうなるんだろう。
相談に乗っていると、このように不安に感じる人は多いようです。
実は私自身も同じです。
猫を見送った後ずっと感じていた不安や、今でも押し寄せてくる不安、
これらを感じながら生活しています。
特に重い相談に乗った後は気持ちも若干疲れますしね。。。
でも皆さん、この不安ってなんだか分かりますか?
聞いた話によると、いくつかパターンはありますが、
1つの説によると、自然な流れ(波長)のひとつ。
ある説によると、自分に暗示をかけているだけ
また別の説によると、ペットロスとの関係はない
のだそうです。
不安になるのは自然な事
体調の良い日や悪い日、気分の乗る時や乗らない時、
そんな事ありますよね。
1年中毎日同じ調子の人っていないと思います。
アスリートは毎日同じ調子を保つために努力をしなきゃいけないというくらいですから。
それと同じで、不安になる時とならない時がある。
これは元気な人でも、ペットが生きてても、同じなんだそうです。
それをペットロスのせいにしてしまうのだと思います。
そしてこれもまた不通の事。
「だから気にしなくて良いんだよ!」
なんて言われても受け入れられないのですけど、
不安を取り払おうと頑張っても無理なので、そのままにしておくしかないんだそうです。
むしろ、不安はそのままで良いんだそうです。
自分に暗示をかけているだけ
こんな風に言っている人がいました。
不安は、自分の暗示をかけているだけだ。
その人曰はく、呪いだそうです。
怖いですね。
でも呪っているのは自分なんですよ。
自分で、
「あなたはだんだん不安になる~」
「私はどんどん不安になれ~」
って感じで呪っているみたいな物なんだそうです。
こんな想像していませんか?
「明日上司に叱られたらどうしよう」
もしかしたら亡くなったペットが手を貸してくれて褒められるかもしれないのに。
「友だちに断られたらどうしよう」
もしかしたら喜んでくれるかもしれないのに。
「発表会、上手く行かなかったらどうしよう」
もしかしたらペットが応援してくれて優勝するかもしれないのに。
なので、自分に逆の暗示をかけてみませんか?
「ペットがすぐ近くで私を見守ってくれている」
「虹の橋のふもとで、私をいつまでも待っててくれる」
それだけでも気持ちが前向きになりませんか?
ペットロスと不安は関係ない
不安になる原因は確かにペットとのお別れかもしれません。
辛い事があったのです。
精神的にショックを受け、気持ちが沈むのは当然のことですし、前向きになる方が難しいです。
だから不安が押し寄せてくるのだと思います。
でも、ペットが亡くなったから不安になったのではなく、
気持ちが沈んでいるから不安になるのだと思うのです。
上司の機嫌が良くても悪くても、
発表会で失敗しても上手く行っても、
ペットの死とは関係ありません。
自分の気持ちが作った物であり、さっきの言葉で言うと自分への暗示(呪い)です。
切り離して考えるのは難しいですけれど、不安になった時は
「天国のペットが守ってくれる」
と、自分に言い聞かせてみて下さい。
思うだけじゃなく、言葉にして独り言を言ってみて下さい。
少し安心すると思います。
こんな風にお客様とメールでお話ししながら作品作りをしています。