猫の歯石、歯垢除去 緊急処置の体験記

猫

我が家の猫です。

2023年夏、歯垢がびっしりついた猫に起きた緊急事態をご紹介します。

 

ある日、帰宅すると普段は感じない臭いがしました。

またおうちのどこかに毛玉を履いたか、どこかにちびったか、一通り見て回ったけれど痕跡が見当たりません。

その時はあまり気にせずリビングでいつものように過ごし、しばらくしてから家の中のどこかにいる猫を探しました。

その時、急に不安になりました。

なんだかいつもと様子がおかしい。

 

猫は普段はいない場所でじっとしていました。

そして顔の表情がいつもと違いました。

 

近づいてみると、前足がヨダレだらけ。

どうしたのかと聞いてみると、弱々しい声で鳴き、よたよたと歩き、更に見ると口が空いたままでした。

 

すぐにかかりつけ医院に連絡するも、診療時間外で通じず。

普段は緊急連絡がつながるのですが、この日は不在。

慌てて別の病院へ連絡。

2度ほど断られてつながった病院で、熱中症かもしれないとの事。

 

診てくれるそうなので犬猫病院へ連れて行きました。

熱中症であってくれ。

点滴で治ってくれ。

 

祈る私達に、獣医さんは説明して下さいました。

歯垢がたまっていて歯のかみ合わせが悪くなり、口が締まらなくなっていたのでした。

 

歯垢の件はかかりつけ医でも診てもらっていたのですが、除去には全身麻酔が必要である事や自然に取れることもあると言われており、様子を見ましょうと言われていたのです。

 

それから数年経っていました。

飼い主の責任を感じました。

 

緊急で診て下さった医師はとても親切に説明して下さり、すぐに処置、その後の説明や対応等、分かりやすく丁寧に対応してくれました。

 

原因は歯垢の付きすぎ。

歯垢が付いた歯はペンチで簡単に抜けました。

歯は既にほぼ抜けかけていたようです。

そう言えば、この2日ほど前から口の中をやたらと気にしている様子が見えました。

おそらくこの1~2日でぐらつき始め、かみ合わせが悪くなり、口が閉じなくなったのだと思います。

 

皆さんも、ペットの歯に歯垢が付いていると言われた時は気を付けて見てあげて下さい。

出来れは早めに除去する等対処した方が良いと思います。

 

 

毎日このサイトでペットロスの相談に乗っている私ですが、今回はウチの猫にもしものことがあったら…と、急に怖くなりました。

 

こうやってペットとのお別れが突然やって来るという例は少なくありません。

大事に至らなくて本当に良かったですが、普段からもっと気を付けて見てあげたいとおもいました。

 

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