医療ミス、自分の選択の間違い、ペットの最期を看取れなかった人たち

相談

皆さんこんにちは、ファンデルワンの三浅です。

ペットの最期を看取る事が出来なかった

本日はそんなお話をしたいと思います。

 

高齢なペットや治療中のペットを飼っていたという人から良く言われる事です。

 

ペットの様子がおかしく病院に連れて行くと、すぐに入院するように言われた。

病院からは、

「今夜は大丈夫だから、飼い主さんは帰宅するように」

と言われた。

その夜病院から電話があり、様態が急変したからすぐに来てほしいと言われる。

又は、既に亡くなったという連絡が来る。

 

こんな話を時々聞くのです。

 

その他、麻酔のミスで目を覚まさなかったというケースや、医療ミスと言う場合も…。

無理をして手術をさせた自分の選択を責めている人もいるようです。

【ブログ筆者の自己紹介】
お客様のペットロス相談に乗りながら
糸を編んで
メモリアルグッズを作っています

作成シーン

ニットの温もりがうちの子抱いてるみたい(レビューより)

クッション

相談

自分の選択は正しかったのか…

自分の選択を責めている飼い主さんもいるでしょう。

お客様からも相談されることがあります。

手術を選んだのは自分。あの日に戻れるなら…。

別れの寂しさと、悔しさが入り混じった感情。

この気持ちをどこにもぶつける事が出来ない。

 

私も毎回、返すお言葉もないほど悩みます。

誰かの言葉で楽になれるほど簡単な問題ではないですが、ひとつ言える事があります。

それは、ペット達の事を考えて、周りの人の意見もちゃんと聞いて、良くなるために選んだ道ですから、その選択は正しかったのだと思うのです。

別の道であれば別の結果になったかもしれません。

でも、別の後悔をしていたかもしれません。

永遠に悩むより、自分が納得できる答えより、

ペット達が納得してくれる言葉を、彼らにお送ってあげて下さい。

入院させるか、自宅で診るか

闘病中のペットや高齢のペットを急遽入院させるという話を聞きます。

先生は助けてあげたいという気持ちでいっぱいですから入院は当然かもしれません。

しかし、手術や検査入院であればそれも必要かと思いますが、命の危険が迫っている状態で飼い主と離れ離れになるのはとても心配です。

私は医師ではないので専門的な知識はないですが、もし我が家の猫に

「命の危険があるので入院させたい」

と言われても、私は一緒にいてやりたいと答えるでしょう。

動物にとって環境が変わることはとてもストレスになると思います。

慣れ親しんだ病院なら良いですが、病院が嫌いな子も沢山います。

本当に動物たちの事を考えてくれる先生なら、もう先が永くないなら

「今夜は一緒にいてあげてください。」

と言えるのではないでしょうか。

ウチの猫の場合

私は猫が病気にかかり、2か月間見る見るうちに弱っていくのを見てきました。

仮にその子の様態が急変し、入院させた方が良いと言われても、私は拒否したでしょうし、先生もそんなことは言わなかったでしょう。

実際に、亡くなる直前はもう歩けないほどで、明らかに様子がおかしかった。

でも病院には連れていきませんでした。

もう長くないと言われていたし、手の施しようがない事も聞いていましたから。

 

病院へ行って体力を使わせるより、家でゆっくり見送ってやりたかった。

 

病院なんてかかったことが無かった愛犬

私の親せきの愛犬の話です。

もう何年も前ですが、愛犬を19歳で亡くされました。

視力は落ちていましたが、その他の病気をほとんどせず、病院も滅多にいかなかったそうです。

そんな愛犬の様態が急変し、病院へ連れて行くと、すぐに入院。

その夜、亡くなったと連絡が来たそうです。

 

これって、私はすごく違和感を感じます。

飼い主である家族も後悔をしています。

なぜ家で看取ってやれなかったのか。

 

しかし知識が無いので、まさか今夜亡くなるとは思いません。

飼い主としてはこれからもずっと一緒にいられると思ってしまいます。

 

病院として、もう先が永くないと分かった時には飼い主さんと一緒にいさせてあげるという選択肢も持ってほしいし、飼い主さんも、一緒にいてあげる事の大事さに気付いてほしい。

 

お客様の相談を受ける度に、そう感じています。

亡くなったペットに謝りたい

亡くなったペットに謝りたいと思っている人が多いです。

私は病気で亡くした猫に自分の気持ちを伝え、とても楽になれた経験があります。

皆さんも気持ちを素直に伝えてみてください。

私の経験はこちら

ペットロスを克服できたきっかけ・あの子に謝ることが出来た

お客様の声

私たちは糸を編み、その糸でペットを描き、ニットクッションやニットブランケットを作っています。

お届け後の言葉をご覧下さい。

お客様より
先生を信じて入院させたその日の夜、うちの子は病院で命を落としました。最期は私の腕の中でと約束していたのに…
あの子はかえって来ませんが、今はクッションを抱きしめて毎日話しかけたり撫でたりしています。

ペットオリジナルクッション

うちの子ニットクッション

老猫であった事もあり、私は手術は不安がありました。でも先生は大丈夫だと言って手術を勧められました。先生から連絡があり、その内容は、猫が麻酔から覚めないとの事でした。自分の耳を疑い、目の前が真っ暗になり、それからあまり記憶がありません。もう1年以上前の事ですが未だに納得がいかず、精神科に通うかとも考えていた時、ファンデルワンさんと出会いました。メールして、返事は数日後だと思っていたらすぐお返事が来て、その言葉に優しく包んで頂けたような気がします。作って頂いたクッションを抱きしめ、もう誰も憎むのもやめようと思いました。編み物だからでしょうか、うちの子がそばにいてくれるような優しい気持ちになれますね。

 

 

相談

作者紹介

三浅俊幸

ニット作家:三浅俊幸

始めたきっかけは我が家の愛犬、愛猫でした。うちの子の写真で編んでいると「作って欲しい」という声があり、それが口コミで広がり今のお仕事に繋がっています。皆様とペットのお話しをしながら作品作りをしています。

【ファンデルワンのご紹介】
糸を編んで作る
うちの子のニットアイテム

作成シーン

抱きしめたいニットの温もり

クッション

我が家の犬猫ペットロス体験談
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