今回は、ペットの余命宣告を受けた時の過ごし方についてお話しします。
猫と、病気の紹介
我が家のマロです。
2020年に7歳で亡くなりました。
1か月の余命宣告を受けて、その2か月後に亡くなりました。
この2か月間は、私にとっては忘れる事の出来ない涙と愛おしさに包まれた日々でした。
その2年後、2022年夏のことです。
もう1匹の猫(ソラ)に病気が見つかりました。
それは突然な事で、もし治療が遅ければ2日後には命がなかったかもしれないという状況だったそうです。
この時私は感じました。
つまり、マロと過ごした最後の2カ月は、余命を告げられていたから大切に過ごせたんだと感じたのです。
皆様の中には、余命宣告を受けて闘病中の方もいらっしゃるかもしれません。
ペットとの最後の過ごし方はとても大切で、その後ペットロスを引きずるかどうかにもかかってくるように思います。
私がマロと過ごした最後の時間で、気を付けていた事を紹介しますので参考になれば幸いです。
後悔は必ずある
後悔を残さない為に何が出来るか考えました。
延命治療が良いとも限りません。
尚且つ、身体を楽にしてあげる事が大事です。
最期は必ず病院ではなく、自宅で見送ってあげたい。
マロに、うちに来てよかったと思ってもらいたい。
こんな風に、自分が後悔しない方法を考えました。
しかし初めに言っておきますと、どんなに手を尽くしても後悔は残ります。
私も後悔がありました。
当店のお客様でも、それで苦しんでいる方がいらっしゃいます。
私がしたこと、考えた事
お別れ前に、一緒に写真を撮りたいと思っていました。
体調の良さそうな日が来る度、何枚か撮りました。
すっかり痩せていますが、この頃はとてもかわいかったです。
それ以外には、とにかく愛情を注ぎました。
一緒にいられる時間はあと数日しかない。
それはもう避けられない事。
ならば、この先一緒にいたであろう数年分の愛情を、この数日間で注いでやろう。
膝に乗りたければ乗せてやり、
一人で居たそうであればそっとしておき、
出来るだけ目の届く場所にいて、
それはそれは、愛おしい時間でした。
出来る限りの愛情を注ぐ
してあげた事の数を数えても、後悔は残ります。
でも、愛情の注ぎ方に嘘が無ければ、寂しさは残っても、後悔は残らないのかもしれません。
仮に後悔するようなことが起きたとしても、愛してあげた事を思い出すことで、自分も、ペット達も、救われると思います。
余命宣告は辛い事です。
でも、こんな時間を過ごすチャンスを与えてくれた神様からのプレゼントかもしれないと感じるようになりました。
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