新型コロナウイルスの影響は様々な場面で出ていますが、ペットとのお別れのシーンでも辛い思いをされている方がいらっしゃいます。
当店ではペットが亡くなった時の相談を頂くのですが、しかしこの頃は新型コロナウイルスの感染を防ぐために、実家でペットが亡くなっても帰省することが出来ず葬儀に立ち会うことが出来なかったというケースがあるようです。
そんな場面でお客様から、葬儀に来れなかった娘さんへの贈り物にしたいというご注文や、逆に葬儀に行けなかったというご家族から実家のご両親へお供えの代わりにクッションを送りたいというご依頼が来ています。
ペットの思い出に、編み物でつくる温かみのある商品グッズたち
本日はご注文下さった方々から頂いた情報をご紹介し、新型コロナウイルスがペットの葬儀に与える影響について考えてみます。
目次
- ペットの葬儀に立ち会えない
- 葬儀場からの制限要請
- お供え、贈り物
ペットの葬儀に立ち会えない
お客様からのご注文メールに書かれている内容で、次のようなものが増えています。
「新型コロナウイルスの影響で帰省できず、ペットの葬儀に出れなかった」
「葬儀場から、参列人数を最小限にするよう連絡がきた」
また逆の意見では、
「娘の学校が休校中で、一緒にお別れが出来た」
等など、コロナウイルスで様々な影響を受けている人がいます。
では、帰省できなかった人がどのように対応しているかご紹介しましょう。
まず帰省するかどうかという判断についてですが、これは人によって異なるよです。
判断基準になるのは不要不急に当たるかどうかだと思いますが、多くの人にとっては最期のお別れですからどうしても立ち会いたいと思うでしょう。
しかし、それが原因でもしコロナウイルスに感染してしまったら大きなショックです。
ペット達もそれは望んでいないはず。
お客様(注文者様)は皆さんが帰省を自粛し、慰めのためにクッションをご自身やご家族のために注文されています。
帰省したというかたの意見では、
『公共の交通機関を使わずに車で移動した。』
または、
『実家が県内だから帰省した。』
という意見がありました。
ペット葬儀場から入場を制限されるケースも
葬儀場は3密になるケースがあります。
そのため、葬儀社の中には入場制限を設けている施設もあるようです。
その例をご紹介すると、
人数制限、健康状態の制限(発熱者は不可)、衛生面の制限(マスク着用等)、時間制限(長時間の葬儀を避ける)、飲食制限(飲食不可)などの対応と取っている所があるようですので、お葬式をされる場合は葬儀社へ問い合わせてみて下さい。
娘の学校が休校だったので愛犬とのお別れが出来た
コロナウイルスが別の影響をもたらすケースもあります。
新型コロナウイルスの感染を防ぐために学校が長い間休校になりました。
学校に行くことが出来なかったわけですが、その間に愛犬が亡くなり、娘さんと一緒にお葬式に行くことが出来たそうです。
通常の学校生活を続けていては参列できなかったでしょう。
子供さんはちゃんとお別れが出来、思いっきり泣くことが出来たとのこと。
辛い経験ですが、幼くして命の大切さを知ってくれたと思います。
一緒に読んでほしい記事:ペットとの別れが辛い時は泣ける場所を作って、ちゃんと泣く
お供え、贈り物
帰省が出来ない、また葬儀に立ち会えないという事で、お供えや贈り物に重点を置く人からのご注文をご紹介します。
大学や単身赴任で離れて暮らすご家族へ、の贈り物に使われるケース
実家のペットが亡くなり、お別れのために帰省する人もいると思います。
しかし今は帰省も自粛すべき時。
ちゃんとお別れが出来なかった家族が、泣いても泣ききれなず立ち直れずにいるそうです。
そんなご家族への贈り物としてクッションをご注文頂いています。
お客様からは、
「ちゃんとお別れが出来た気がした。」
「やっと泣くことが出来た」
など、お礼のメールを頂いています。
今後はこのクッションをそばに置いてあげることで、ペット達がそばにいてくれると感じて頂けると幸いです。
ペットの葬儀を簡易的に済ませた家族
ペットの葬儀を極力短時間で、簡易的に済ませたという皆様からのご注文をご紹介。
葬儀場でも3密を防ぐために時間短縮や人数制限をしていることは前述のとおり。
お客様は葬儀を簡易的に済ませ、浮いた費用をメモリアルグッズにあてようと思ったそうです。そこで温かみのある商品を探しているうちにファンデルワンを見つけたと言って頂けます。
皆様の大切な思いが詰まったお写真を送ってもらい、心を込めて作成しています。
ペットの写真で作る編み込み模様のグッズです