ペットを亡くした家族の気持ち
先日知人が当工場を訪ねて来て下さいました。
高齢の女性3名様です。
お友達3名ご一緒で、皆さんが作品をご覧になられてあれを作りたい、これを作りたいと盛り上がりました^^
その中でお一人、愛犬をなくされた方がいらっしゃいました。
「あんたもわんちゃん飼ってるの?」
「うちも飼ってたのよ。」
「飼ってた・・・と言う事は?」
「もう亡くなっちゃったの。」
「そうだったの。。。」
「このクッション作りたいけれど、主人がダメって言うんです。」
「あら、どうして?」
「やっと寂しさから立ち直った所だって言うの。主人が一番落ち込んでいたから・・・」
やはり寂しさには人それぞれあるようです。
その方(ご婦人)は寂しいから作りたかった。
でもご主人様は寂しくなるから作りたくなかった。
人それぞれ、それでよいのですよね。
ご家族で相談し、皆さんにとって一番良い方法を選んでください。
オリジナルクッション
皆さんこんにちは、ファンデルワンへお越し頂きありがとうございます。
上のご婦人方がご覧になっていたのは当店のオリジナルクッションです。
4色の糸を編んで作った、編みこみ模様のクッションです。
飼い主さまへのプレゼント用にお勧めしていたところ、亡くなったペットの思い出に作りたいという方が増えてきました。
メモリアルグッズを作るときの心境は人によって様々に異なるようです。すぐに想い出の品を作成される方、余命少なくなってから命があるうちに作成される方、また悲しみを思い出すのが辛いからあえて作成しない方など、色々な方がいらっしゃいます。
我が家では2007年に愛犬ムックが亡くなった時は何も作りませんでしたが、その後数年が経ちムックの写真でこのオリジナルクッションを作るようになり、当店が誕生したと言う経緯があります。
人の心は時間と共に変わっていきますし、何かを目にした瞬間変わることもありますね。
家族それぞれが違う気持ちで
我が家でムックが亡くなった時、家族それぞれ違う気持ちでいたようです。
ただ悲しむ妹、普段通りの父、そして私は別の用事がありその用事を淡々と済ませてた後、火葬場へ行きました。
何か思い出のグッズを作るかという声も上がっていたかもしれませんが、皆がそんな元気はなかったように記憶しています。
家族だからこそ言葉にしなくても分かり合える部分もあると思いますので、相手の気持ちを尊重しつつそれぞれの時間を過ごしていけると良いですね。
我が家の今後
私は半年前から猫を飼い始めました。
愛犬ムックとの別れがあるからもうペットを飼うことはないと思っていたのですが・・・。
この子ともいつかは別れが・・・という思いがいつもついてきます。
私の話しをずっと聞いてくれるん優しい猫ですよ。