メモリアルグッズを作るようになったきっかけ
ペットのお写真を使ったメモリアルグッズを、編物で作成しています。
こちらはタペストリー。
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ペット達は私達に色々なことを教えてくれます。
そして最後に何かを残してお星様に帰って行きます。
ムックがいなくなってから、皆が少し優しくなったような気がします。
父も母も、兄も妹も、あまり怒らなくなったような気がします。
悲しみは乗り越えるものではないのかもしれません。
悲しみは心に留めて、一緒に生きていくものかもしれません。
ムックは私達に優しい気持ちを教えてくれたのかな。
無理して乗り越えようとせず、
この寂しさと一緒に生きていくというのも
もしかしたら良いのかもしれません。
この町にはムックと過ごした我が家の明かり、そしてムックが看板犬を勤めた当店の明かりが今でも灯っています。
星をみていると、この中のどこかにムックがいるのかな・・・そんな事を考えてしまいます。
こんにちは、ファンデルワンの三浅と申します。ペットのお写真でオリジナルグッズを作成しています。(商品はこちら)
ムックは2007年の秋にお星様になりました。左の写真はムック一緒に撮った一枚です。(2001年頃撮影)
一緒に写真をもっと沢山撮っておけばよかったな。。。
ムックがいなくなり長い年月が経ち、また私が病気をしたこともあって今は命の大切さを感じながら生活しています。
病気から復帰し、私は星を見るようになりました。
星を見ていると悲しい気持ちや辛い気持ちはすーっと消えてなくなり、いつしか、星たちに話を聞いてもらっているような気持ちになります。
私達は仕事で編み物をしています。その編み物の技法のひとつに編み込みという模様があります。
編み込みの柄の入ったセーターなどを思い浮かべてもらえると分かりやすいかもしれませんね。
その技法を使い、私達はムックの写真でオリジナルグッズを作っていました。
そんなある日、お客様からのご要望で愛犬の編み込みグッズを作って欲しいと言われるようになり、今ではペットのお写真そっくりに、編み込み模様で作ったオリジナルグッズを作成しています。
茶色やベージュ色の糸を編んで作っています。普段は飼い主さまへのプレゼント用のご依頼が多いのですが、お客様からのご要望で、亡くなったペットのメモリアルグッズの作成をお受けする事も増えて来ました。
当初、私達には迷いがありました。
メモリアルグッズを作成する事で、返って悲しみが深くなってしまうのではないかと・・・。
でも、お客様からはお礼を言って頂きました。
泣きながら電話を下さる方、お手紙を下さる方、生前のペットの写真や祭壇の様子を送ってくださる方、多くの方が喜んでくださいました。
ペットを亡くし、悲しみの中にいる人を無理に元気付けるのではなく、傍に寄り添ったり、ペットのオリジナルグッズや写真を見て涙を流したりしてもらう事で、少しずつ別れを受け入れられるようになるのかもしれません。
そのお手伝いをしているのがこのペットメモリアルグッズなのかな、そう思うようになりました。
作品は天国のペットたちからの贈り物という気持ちをこめて作成させて頂いております。
そして私達にとってはこのファンデルワンというお店そのものが星になった愛犬ムックからのプレゼントなのかなと思うこの頃です。
ファンデルワンのご紹介
ファンデルワンではクッションやひざ掛けなど、主にプレゼント用のご依頼が多いです。
下のお写真をご覧下さい。
お客様からは大変喜ばれ、今でも愛犬ムックの存在を感じながらファンデルワンのお仕事をさせて頂ける事に日々感謝しております。
プレゼント用のグッズは商品価格を抑える為に色々な部分で簡略化を駆使していますが、メモリアルグッズをお求めになられる方の多くは、お値段はいくらかかってもいいから良い物を作って欲しいと言われます。
そこでプレゼント用の商品とは別企画で、メモリアル用の商品として少し高額になりますがこだわりの作品を作らせて頂いております。
メモリアルボード (モデル犬:ムック)。
こちらはメモリアルボード。編地を木枠のボードに貼り付けた物です。
一緒に暮らした思い出の日々を収めた写真で作っております。春の日差しの中、公園を駆け回った時の写真や、雪の中を楽しそうに走り回った写真、いつものお気に入りの位置で眠っている写真、全てがかけがえの無い思い出です。その中のお気に入りの一枚を形にしてお部屋に飾りたいと言うご要望から生まれた商品です。祭壇に飾られる方もいらっしゃいます。
こちらはタペストリー。
1つの作品にお写真3~4枚程度入れることが出来、お部屋にも飾りやすい事からメモリアルグッズの中で一番多く作成させて頂いている作品です。