雪の多い、2月のある日。
お客様からお問合せのメールが届きました。
その文面からお察しするに、亡くなったワンちゃんと思われました。
一番のお気に入りの写真ですが、加工した物しか残っていないそうです。
加工したお写真は綺麗に出来ない場合もありますが、私たちはただ綺麗な作品を作るのではなく、お客様が一番気に入っているお写真で作るのが一番良いと考えています。
そのために、画質が粗くても綺麗に作れる方法を常に模索し、デザイン(手書き)についても常に腕を磨くよう心掛けています。
そして数日後、輝(テル)君のイメージ図案が仕上がりました。
この図案をご覧頂いた後に、お客様はご購入を決めて下さいました。
お客様の中にはデザインやお写真について相談しているうちに、少しずつ元気になられる方がいらっしゃいます。
そして、デザインをご覧頂いた後に作成にかかるのですが、作品が届くのを楽しみに待っていると言って下さいます。
私達の仕事は製造業ですが、ただの物づくりではなく、お客様の心に寄り添う事こそが私たちの役割だと感じながら作品作りをしています。
プレッシャーや責任を感じる事もありますが、「ありがとう」と言って頂けるうちは頑張り続けたいと思います。
お届け後、お客様からお礼のメールを頂きました。
夫婦共、クッションを見た瞬間、輝が生きていた時と同じ、愛おしい穏やかな微笑みをすることができました。
それは輝を亡くして以降、一度もすることができなかった微笑みでした。
本当に、まるで帰ってきてくれたような気持ちになってしまうような不思議なクッションですね。
早速リビングのいつもいた場所に座らせてみました。
見てると思わす笑みがこぼれてきます。
こんなに可愛くきれいに作っていただきまして感激しています!
名前入りの赤いリボンもありがとうございました。輝のリードやハーネスの色は生涯を通して赤だったんです。それも、あのリボンの赤に近い色味だったんです。それもなんだか嬉しくて。
ペットを亡くして悲しく寂しい思いをしている方に光を与えられる素晴らしいお仕事だと思います。
これからも頑張ってください。
またの機会がありましたら(たぶんあります)よろしくお願いいたします。
今回はありがとうございました。m(_ _)m
ブログもあります。
愛しの輝君
https://ameblo.jp/teruteru-0609/
このようにご感想を頂く度に私はマロ(我が家の猫)が亡くなった時を思い出し、涙があふれそうになります。
輝君はきっとこれからも、どこかで見守ってくれていると思います☆
これからもクッションと一緒に、思い出を大切に過ごして頂けると幸いです。
ずっと一緒
私たちのお届けしているのはクッションではなく
「これからもずっと一緒」
という気持ちです。
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