私は以前にも何度か、動物病院の先生へ何かプレゼントしたいと思った事がありました。
皆さんもそんな経験があるかもしれません。
当店でプレゼントによく使われるのはニットのクッション。
ペットの写真で作るオーダーの編み物グッズ
私がプレゼントを渡したいと思ったきっかけ
ある時、私は猫のかかりつけの先生へプレゼントを贈りたいと思うようになりました。
そのいきさつをお話致します。
私の猫がお世話になっている動物病院は、ペットのお預け(ホテル)にも対応して下さいます。
私は猫を飼い始めた時から旅行は諦めていました。
しかし、悩みに悩んでついに沖縄旅行に行ってきたのです。
猫ちゃんごめんなさい。
でも、帰宅後にお迎えに行くと、なんと私以上に病院の皆さんになついているではありませんか!?
先生や看護師さんたちも、
「なんてかわいい、人懐っこい猫なんでしょう。」
「こんな猫、滅多にいませんね。」
そう言って、とてもかわいがってくれたようです。
その翌年、また沖縄に行く機会があり、今度は2回目だし、気軽に猫を預けて旅行に行ってきました。
帰宅後、猫を迎えに行くと病院を我が物顔で歩き回っています。
「こんなに自由にさせていて良いのですか?」
と聞くと、
「この子たちは何も問題ないです。」
との事。
病院の皆さんに何かお土産でも買ってくればよかった。。。
これが贈り物をしたいと思ったきっかけです。
そしてさらに翌年、3度目の沖縄旅行の日がやってきました。
お土産、買って来ようかな?
でも、そんなことしても良いのだろうか?
そんな頭を不安がよぎります。
病院では、患者さんがお土産やプレゼントをしている場面を見たことがありません。
病院によっては受け取らない場合もあるでしょう。
他の人がいる時は尚更渡しづらいと思うのは私だけでしょうか?
動物病院にプレゼントや贈り物をしても良いの?
私だけではなく、おそらく動物病院で先生や看護師さんに何かプレゼントしたいと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
治療で大変お世話になることもあるでしょう。
とても親身になって病気の相談に乗って下さることもあるでしょう。
ちょっとしたお礼を贈りたいと思う事もあるでしょう。
でも、私も贈り物をしても良いのかどうか、不安です。
実は、当店のお客様には、動物病院にプレゼントをするために注文される方もいらっしゃいます。
亡くなったペットを最後まで診て下さったお礼や、自分がペットロスの時に相談に乗って下さったお礼として、先生やスタッフさんが飼っているペットのお写真でご依頼頂きます。
そのクッションが病院の待合室に飾られることもあるそうで、病院からも大変喜ばれるそうです。
動物病院でお世話になったお礼の贈り物
当店のオーダー商品をプレゼントされる場合は、愛犬や愛猫が亡くなった場合が多いようです。今まで診察して下さった先生へのお礼に、先生が飼っているペットのお写真でご注文を頂きます。
写真は動物病院のホームページの物を使われる場合が多いようです。
しかしこれは稀なケースで、多くの人たちはもう少し価格の安い物をご利用の事でしょう。
お客様からお聞きした話では食べ物が多いようです。
しかし、必ず密封してある物。
つまり病院に来ているペット達が興奮しないものという事ですね!
甘い香りにつられるワンちゃんもいるでしょう。
(我が家の愛犬はケーキが大好きでした)
そうならないためにも、手作りクッキーなどではなく密封された既製品のスイーツ等が良いようです。
手作りの物を贈りたいと思うかもしれませんが、例えば手作りマスクは不可だそうです。
マスクは病院でも使いますから良い贈り物になりそうな気がしますが、どうやら布マスクはフィルター効果が弱く、病院では使えないのだそうです。
その他はやはり動物柄の物が多いようです。
ハンカチ、ネクタイ、靴下など、仕事でも使えてワンちゃんや猫ちゃんの柄が入っていれば概ね気に入ってもらえるようです^^
どんな時に渡す?
プレゼントを渡すのは、ペットを預けた時などにお土産を買ってくるケースが多いそうです。
小さな包みに小分けされているものであれば、スタッフさんたちと分け合ってもらえるので先生方としてもありがたいかもしれません。
また、退職されるスタッフさんや転勤になる先生へプレゼントされるというかたも・・・。
退職の事を事前に知らされる場合、かなり親密な関係かもしれません。
しかしペットの病気のことを相談するうちに関係も深まっていきますから、そういう場合には退職のことを教えてもらうのかもしれませんね。
お客様からのお礼の言葉
当店をご利用下さったお客様からお礼のメールを頂くことも少なくありません。
動物病院の先生へプレゼントされたという人からお話を伺いました。
過去にも何度かプレゼントしてこられたそうです。
そして、闘病していた時に愛犬との残された時間について先生をお話をされた時に、先生の体験談を聞かれたそうです。
先生が飼っていた猫ちゃんとのお別れのお話です。
先生の涙を見た時、この人に診てもらえてよかったと思ったそうです。
そして診てもらっていた愛犬が亡くなり、もう病院に行くことも無くなったため、お世話になった先生へ最後のプレゼントとしてクッションをオーダー頂きました。
スタッフの皆さんへはお菓子を一緒に渡されたそうです。
「もう病院に行くことが無い」
そう聞いた時に私も急に寂しくなりましたが、最後のプレゼントとして喜んでいただけたようで(というより、驚かれたようで)良い贈り物が出来たと言って頂けました。
当店では亡くなったペットの思い出グッズを作る機会がどうしても増えるので、このようなお話をいつもお聞きしています。
皆様のお役に立てるようこれからも頑張って参ります。