『写真を見るのも辛い。』
ペットが亡くなった時、写真ばかり見てしまう人と、
逆に写真を見るのも辛いという人がいます。
私は何度も写真を見て、
そのうちの何枚かで辛い思いをしたことがあります。
余命宣告を受け、亡くなる前に撮った写真。
撮った時はすごくかわいく、愛おしい存在でした。
でも元気だった頃の写真と比べると弱々しく、毛並みも表情も元気がなく、心が痛みます。
彼は何も言わずに甘えていたけれど、病気と闘って苦しかったに違いない。
そんな気持ちが私の心を締め付けます。
でも後にこれが、また別の気持ちを生み出します。
こんなに苦しい体でも、泣き言一つ言わず甘えてくる。
まさにあの子らしいね。
そう感じるのです。
お客様からもこのように言われます。
注文前は写真を選ぶのも辛かった。
でも写真を見ているとこのままじゃだめだと思えて来た。
彼らが応援しているようだという人もいます。
レビューを一部ご覧ください。
2021 年 11 月 3 日 9:25 PM
本日届きました。
箱をあけて、しおと目が合った瞬間に涙が出てしまいました。
ペットロスを克服できずお薬に頼りながらの毎日ですが、三浅さんの作品を知ってから、見る事ができなかったしおの写真を見てどれにしようか悩んだり、ハリネズミカフェに行ってみようかな?とか、少しずつ前向きになれてきたかなと思います。
今日からは毎晩枕元にいてもらおうと思います。
暖かい作品、本当にありがとうございました。
写真を見る事さえ辛いペットロス
レビューにもあるように、
「写真を見るのも辛い」
という言葉は、お客様からよく言われる言葉のひとつです。
私は写真を見たりアルバムを作ったりすることをお勧めしていますが、それさえも辛いという人はたくさんいます。
写真を見る度に泣いてしまうんですよね。
見ずには居られない気持ちもありますが、辛い時は少しお写真から離れても良いと思います。
写真選びは少しずつ元気になる第一歩
写真を見るのも辛いというお客様でも、ご注文後は作品に使う写真を選ぶためにお気に入りの一枚を探します。
どの写真で作ろうかな。
これもかわいいし、これも思い出の一枚だな。
そんな風に写真を選んでいるうちに、少しずつ元気が出てきたと言われます。
可愛がっていた猫が8歳で癌で亡くなり、心の空虚感がどうにかならないか、色々探していた時に、ファンデルワンのペットロスのページにたどり着きました。
とっておきの写真を選ばなければ!と、たくさんの写真の中から吟味に吟味を重ねました。お気に入りの写真が多すぎて、ああでもないこうでもないと悩む時間はとても楽しいもので、その過程で癒されていたのだと思います。
このように写真を選んでいる時間が癒されたという人もいます。
写真を見ると、自分がどれほど彼らを愛していたか、どれほど大切にしていたか等、色々な事が思い出されます。
これは泣いてばかりいた時には分からなかったことだと思います。
私達がアルバム作りをお勧めする理由のひとつでもあります。
ペットロスと薬について
レビューにも書かれているように、ペットロスが原因で心の病気になってしまう人もいます。
私もその経験があるのです。
私は幸いなことに医師や友人に恵まれ、薬の飲み方を教えて頂きました。
精神的に辛すぎると感じている人は、当時の私の様子が参考になれば幸いです。
暖かい作品
「元気が出てきた」
「前向きになれた」
これらはお客様から言われて一番嬉しい言葉です。
そして、
「あたたかい作品」
と言われるのも嬉しいです。
私達の作品はニットのぬくもりがあります。
糸を編み、ペットを表現することで、印刷とは違うぬくもり(ニットの温かみ)を感じて頂けると思います。
クッションを抱きしめるとほんのり温かく、ひざ掛けやストールは
と言われることも・・・。
私達は、ペットロスから立ち直るための小さなきっかけを作っているだけかもしれません。
その作品をきっかけとして、お客様ご自身が様々な過程(写真選びや私との会話等)を経て元気になって下されば私も嬉しいです。
ずっと一緒
私たちのお届けしているのはクッションではなく
「これからもずっと一緒」
という気持ちです。
詳細はこちらをご覧ください。
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