ペットを亡くし、お祝いが出来る状況ではない/結婚、還暦、お祝い事の直前にペットが亡くなった時の対応

古希のお祝いの品に愛犬のブランケットを子供達からプレゼントしました。亡くなった愛犬を1番に可愛がっていた父はブランケットを手にした時、いつもは絶対に泣かない父がクシャクシャに抱き泣いていました。「今日は人生で1番最高の日だ」と泣いて喜んでくれた姿を見て改めてこちらの商品を選んで良かったと私達も泣いてしまいました。

ペットの写真で作るグッズ

編み物のペットオーダーブランケット

 

結婚式を控えているのに、家族のペットが亡くなる。

親の還暦祝いを計画していたのに、ペットが病気になる。

こんな時はお祝いをしたい気持ちはあっても心から喜べません。

 

このような場面では、ペットロスの辛さはもちろんですが、それ以外にも様々な問題が生じることもあります。

どんな問題があり、どう解決したらいいのか、自分はどう振舞えばいいのか考えてみました。

ペットロスで辛いから結婚式を欠席させてほしい

ペットが亡くなり、家族や友人の結婚をお祝いできる心境ではない。

このような理由で結婚式を欠席したり、家族顔合わせの食事会をキャンセルしいと考える人もいます。

確かにペットが亡くなったばかりの時は人の結婚を喜ぶ気分にはなれません。

しかし、相手の気持ちや家族への配慮も必要です。

人によって意見が異なり、立場(結婚する人、ペットロスの人、周りの人)によって心境は異なります。

何か解決策はないでしょうか。

一般的な考え

ペットの死を理由にして結婚式などのお祝い事を欠席すると、残念ですが一般的には非常識と思われる方が多いでしょう。

なぜなら、ペットを『飼っていない人』の方が多いから。

人によって考え方は全く異なります。

相手の気持ちを考えるとは言っても難しい場合もあるし、理解できない時もあります。

それぞれの立場の意見を見てみましょう。

ペットを亡くした人の気持ち

私は飼っていた犬と猫の死を経験しました。

その時に結婚式が重なっていたら、出席する自信はありません。

もし参列していても、その場から逃げたいと思うでしょう。

急にマイクを渡されてスピーチを頼まれる可能性もあります。

親戚に会えばお祝いの言葉を掛けられ、笑顔を取り繕わなければいけません。

頭は混乱し、何をどうして良いか分からず泣き崩れたかもしれません。

ペットロスに理解のある家族なら気遣ってくれるかもしれませんが、そうかと言って欠席を許してもらえるかと言うと、それは別です。

 

ではどうしたら良いでしょうか。

 

そこは大人として、社会人として、ふるまう必要があります。

ペットが亡くなった日でも仕事を頑張っている人が沢山いますし、世の中には同じ状況でも寂しさを心に秘めて結婚式に参加している人もいます。

 

結婚する人に心境を説明し、欠席したい事を申し出て、許してもらえるなら休んでも良いでしょう。

でも参加してほしいと言われる事の方が多いでしょう。

参加してほしいと言われれば自分の気持ちをぐっと堪えて、辛くてもその場の雰囲気を最重要視し、出席した方が良いと思います。

仕事なら休むことも出来ますが、一生に一度のお祝い事となるとまた別で、特に周りの人への配慮が重要になります。

今は辛くても、自分の気持ちを抑えて参加した方が、後々の関係の為にも良いでしょう。

 

家族や友人の立場なら

義理の妹(夫の妹)が結婚式を迎えます。しかしペットロスを理由に、姉が欠席すると言い始めた。

父の還暦祝いを控えているのに、ペットロスを理由に母が延期すると言い出した。

このようなケースもあるでしょう。

 

両方の気持ちが分かるから、仲介役になると辛いです。

 

まずはペットを亡くした人の気持ちを聞いてあげるのが良いでしょう。

むやみに、「参加してよ。」「今から延期はできない」と言うのは控えて、説得するのはとりあえず後回しにします。

 

まずはペットを亡くした人から話を聞いてあげましょう。

ペットロスの辛さは、周りの人の理解がない時に重くなります。

周りの人の理解があれば、比較的早く回復するでしょうし、周囲への理解度の高まります。

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ペットを亡くした人に掛けてあげる言葉

ペットロスの辛い気持ちを聞いてほしい

話を聞いてもらえた。ペットロスを克服できたきっかけ

 

ペットを亡くした時、気持ちを理解してくれる人が一人でもいればとても心強いです。

そして相談に乗ってくれた人の事を信頼するようになります。

話を聞いてあげれば、結婚式やお祝い事への参加を前向きに考えてくれるようになるかもしれません。

 

話を聞き、相手を気遣い、それでもお祝い事を断られるなら、もうそれ以上は関与しない方が良いかもしれません。

無理に連れ出しても、良い方向には向かわないでしょう。

最悪な場合は、今後の関係が崩れる可能性もあります。

 

人事を尽くして天命を待つ、ではないですが、自分がやるべきことをしたなら、あとは相手の気持ち次第です。

お祝いされる当事者の気持ち

自分の結婚式で、誰かがペットの死を理由に欠席したら・・・。

これについても、人によって考えは異なるでしょう。

 

欠席した人が大親友だったら・・・。

「絶対に来てほしかったのに、そんな理由で?」と思う人もいれば、

「あの人の気持ちを尊重したい、心配だ、自分だけ喜んでいて良いのか。」と思う人もいます。

 

欠席した人が苦手な上司だったら・・・。

「来れなくてラッキー」と思う人もいれば、

「そんなことで休むなんて、やっぱりひどい」と思う人もいます。

 

その他、ペットロスに理解がある人と、犬や猫が苦手だな人でも感じ方は違うでしょう。

 

誰かにアドバイスを求めても、その人の価値観で返答されるてしまいます。

隣の人は自分とは違う考えを持っています。

常識や礼儀さえ、人によって基準が変わります。

 

解決の無いトンネルに入る前に、相手を許し、受け入れ、そして自分の幸せを一番に考えた方が良いかもしれませんね。

解決策、お客様の対応

お客様の解決方法をご紹介します。

関係修復のためメモリアルグッズを贈る

家族が結婚式には参加してくれなかったら、その後は関係が崩れてしまうかもしれません。

その関係を修復するため、新郎新婦さんからペットのメモリアルグッズを贈られる場合もあるようです。

トイプードルのクッション

ペットの写真で作るクッション

このクッションは内祝いとしても使われています。

ペットを亡くされたばかりの時には何もかも素直に喜べないかもしれませんが、ペットの思い出を形にした内祝いなら喜んでくれることでしょう。

内祝いに使われる例

 

新郎新婦としては、ペットの死を理由に結婚式を欠席されたわけですが、しかし新婦としては今後の関係も大事です。

 

受け取った人はクッションを目にした瞬間に、その気遣いに心を打たれ、気持ちの変化が起きます。

「結婚式を欠席したのに私を気遣ってくれる。」

「本当は私の気持ちを理解してくれていた。」

 

そう感じてもらえれば、今後の良好な関係も期待できますね。

 

ペットメモリアルグッズがペットロスの支えになったお話し

披露宴でペットに因んだ演出をする

渋々でも、披露宴に出席してくれることの方が多いと思います。

出席さえしてもらえれば良い、という考え方は良くありません。

辛い時なのに参加してくれた気持ちを大事にしてあげましょう。

 

披露宴での席に、新郎新婦からメッセージカードが置いてある事もありますよね。

そこに一言、ペットちゃんの事も添えてあげて下さい。

ちょっとしたことですが、心に届くと思います。

 

ふたりの思い出ムービーを作っている場合は、可能ならペットの写真も採用するとか、新婦が読む手紙の中でも一言ペットの話題に触れるとか、最低でも直接お礼を伝えるなどの気配りが必要になります。

 

時には披露宴の中で、サプライズプレゼントとしてひざ掛けを皆さんの前でプレゼントされるケースもあります。

ひざ掛けハーフ

この膝掛は披露宴会場で広げてみたときに、皆さんから歓声が上がるそうです。

 

皆さんの前で渡すのが恥ずかしい場合は控室などでそっと渡してあげても良いかもしれませんね。

当日はたくさん写真も撮るでしょう。

是非ひざ掛けも一緒に撮ってあげてください。

 

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