ペット葬儀場の方に、ペットのお葬式についてお話を伺って来ました。
友引は葬儀が少ないと伺っていましたので友引の日に日程を取って頂いたのですが、それでも数件の葬儀が行われていました。
前の日にハムスターの葬儀を行われたばかりだそうです。
ペットのお葬式をご希望される人は年々増えており、葬祭センターとしてもその需要に応えるべき対応を検討しているのだそうです。
ペットの火葬について
私たちが愛犬を亡くした2007年は、まだ当地域ではペットを火葬することは一般的ではありませんでした。多くの方は庭に埋めたり、保健所で処理してもらっていたと思います。
我が家には庭がありませんでしたし、保健所で処理するなどと言う選択はありませんでした。そこでどちらも出来なかった私たちは火葬場へ直接連絡をしてみると、ささやかではあるけれどペットを火葬することが出来ると知り、火葬場で弔ってもらいました。
当時はどんな大きさであっても1頭4,000円でした。火葬場の勝手口のようなところから入り、祭壇が設けてあり、その上に愛犬ムックを寝かせました。
最後のお別れをし、後は火葬場での処理になるといわれ、私たちはそこで帰りました。
どのように処理されたかは分かりませんが、それが当時の私たちに出来る限りの事でした。
今では葬儀センターでペットをお葬式をしてくれると知り、時代の変化と施設のありがたみを痛感しています。
家族と同じお墓にペットを入れたい
ペットが亡くなった時の納骨についてですが、自分と同じお墓に納骨したいと言うご要望が多いそうです。
しかし、これはお寺の宗派によって考え方が異なるそうで、多くの場合は同じ墓には入れないとの事でした。
また、隣のお墓の人がペットを苦手とする人がいる場合もあり、現実的には難しいそうです。
そこで、新しくペット用の墓地を整備する計画も検討中との事でした。
これからの時代は先祖代々続いているお墓を大事にしつつも、ペットの事を考えた新しい形のお墓が求められるのかもしれません。
グッズ販売について
今回私たちはファンデルワンのグッズを紹介する為に葬儀場へ伺いました。
と言うのも、お客様の中には亡くなったペットの思い出として作成される方や、お悔やみの贈り物として注文される方が多いからです。
また、ペット霊園や葬祭センターではペットのオリジナルグッズを紹介しているところも増えて来ています。
お客様から
「もっと早くファンデルワンを知りたかった」
「多くの人にこの商品を知って欲しい」
と言われる事もあり、霊園などで皆様に紹介出来れば・・・、と思っています。
火葬をしている間とか、葬儀が終わって一息ついているときなどにグッズコーナーを見てくださる人もいるそうです。私もグッズコーナー拝見しましたが、温かみがある商品だったり、技術の高さを伺える物が並べられていました。ネットで同様の物をよく目にしますが、写真を見るのとは違い、やはり実物を見るとその物のよさが良く分かりますね。
商品について聞かれることもあるそうですので、ファンデルワンのクッションも置いてもらえるよう頑張ります。
ペット慰霊祭
今回うかがった葬儀場では、年に2回ペットの合同慰霊祭を行っているそうです。
普段はグッズの紹介は積極的には行っていない(どこまで踏み込んで紹介して良いか分からない)との事でしたが、合同慰霊祭の時にはたくさんの人がグッズコーナーも見てくださるそうです。
その時にファンデルワンのクッション等を紹介すればきっと皆さんが目に留めてくれるのではないかとのご意見を頂きました。
慰霊祭ではとても多くの人が参加されるそうです。
ほとんどの方が喪服姿で数珠を持ち、人のお葬式と全く変わらないそうです。もしかすると人のお葬式よりも深く悲しんで参列される方の方が多いのかもしれません。
私も年に数回愛犬ムックの墓参りに行っていますが、いつ行っても花は新しく、お線香から煙が出ています。ついさっきまで人がいた事が分かります。この霊園でも合同慰霊祭もあるのかもしれません。
今後はペットの葬儀に関する需要に応えて行きたい
愛犬や猫ちゃんだけではなく、ハムスターやフェレット、爬虫類などのお葬式をしたいと言うご要望もあるそうです。その要望は増えており、今後はしっかりとした受け入れ態勢を整えたいとおっしゃっていました。
現在はお問合せがあった時のみ対応しているそうですが、今後はペット専門の対応が出来るようにしたり、新しくペット用の墓地を整備したり出来るように検討中だそうです。
私も猫を飼っていますが、亡くなった時はどうしても葬儀屋さんに頼む事になるでしょう。
今回お伺いした感想
今回お伺いし、当店のお客様から伺うご様子とほぼ同じ状況だと気付きました。
泣きながらお電話してきてくださる方や、メールでお礼を伝えてくださるお客様から、お葬式の時の様子や生前の元気だった頃の思い出話を聞くことがあります。
皆さんがとても寂しく辛い状況を耐え、ペット達をお見送りしておられます。
今回はまさにその場面に私自身が立ち会ったような気持ちになりました。
私たちがお作りするクッションやひざ掛けで、皆様のお気持ちが少しでも軽くなってくれれば幸いに思っていました。これからはより多くの方へ、この商品を届けれるよう頑張ります。