ペットの死に対して、周囲の人から理解を得られる時と、そうでないときがあります。
気持ちを分かってもらえる人が1人でもいれば精神的に救われると思うのですが、そうでないときは一人ぼっちになったような気がしてとてつもない寂しさや辛さが押し寄せてきます。
今回は愛犬を亡くした時の寂しさを誰にも話せなかったというお客さまのエピソードをご紹介します。
誰にも言えない、愛犬との別れの寂しさ
愛犬が亡くなった時、私はその事を人に話す事が出来ませんでした。
今思えば、それが一番辛かったのかもしれません。
愛犬を亡くしたのは2年前です。
その少し前、周囲の人のこんな会話を聞いたことがありました。
「犬が死んだくらいで会社休む?辛いのはわかるけど、あんなに泣く物かな?」
その話をしていた人は職場の同僚でごく普通の人です。
特に冷たいとか厳しい人ではありません。
でもその事が引っかかっていて、私は愛犬が亡くなった事を実家の母にだけ報告し、あとは誰にも話せなかったのです。
数ヶ月後、実家に帰った時に母と愛犬マルの思い出話をしていた時に急に涙があふれてきて、その時初めて人の前で泣きました。
それからはマルが亡くなった事を人に話せるようになりました。
先ほどの同僚達にも話す事ができ、皆から優しい言葉を頂きました。
今思えば、1人で抱え込んでしまっていたのが一番辛かったと思います。
私と同じように、1人で悩んでいる人も多いと思います。
話せる人がいたら話を聞いてもらうのが良いと思います。
このページの内容について
このページではお客様から寄せられた体験談や、今悩んでいる人へのアドバイスなどをご紹介しています。
当店でペットのお写真でオリジナルグッズを作っている関係で、ペットを亡くされたご自身のお気持ちや家族の状況を聞かせていただく機会があります。
寂しい気持ちを誰にも話せない方からお電話やメールでされる事もあります。
私たちはカウンセラーではないので的確なアドバイスは出来ないかもしれませんが、皆様の心の支えになれれば幸いです。