ペットの死を自分の責任だと感じている家族や友達を救ってあげる方法

 

突然のお別れ

ペットとの別れは突然やってくる事もあります。

異物の誤飲

交通事故

一番多いのはおそらく、

今まで元気だと思っていたけれど知らない間に病気にかかっていた

というケースかもしれません。

 

我が家もそうでした。

 

そんな時に飼い主は自分を責めてしまいます。

このような場合、周りの人に出来る事はあるでしょうか。

一緒に考えてみましょう。

誰も責めていない事を知ってもらう

責任を感じてしまうのは仕方ないかもしれません。しかし、誰も責めていないことを伝えてあげると少し心が軽くなるかもしれません。

その方法をご紹介します。

自分の責任だと思っているのは本人だけ

「自分を責めているのは本人だけ」という事は良くあります。

私は猫の病気に気付かなかったとき、獣医さんとこんな話をしていました。

私「もっと早く気づいてあげれたら…。」

すると獣医さんはこう言ってくれました。

「それは難しいかもしれないね。」

動物は自分の病気を飼い主に気付かれないよう隠すのだそうです。

 

また、毎日ずっと一緒にいるから、かえって少しずつ変わっていく様子に気付かないのかもしれません。

 

自分の責任だと思っているのは案外自分だけ。

それを言葉で伝えてあげると、飼い主さんは少し楽になれると思います。

 

ペットが天国で感謝していることを伝える

辛いことばかりを思い出すのではなく、楽しかったことの方を思い出すのも大切な事。

妻は私のこう言ってくれました。

これだけ愛してもらえたんだもん。マロちゃん幸せだね。

 

マロの保護猫だったのですが、施設の方はこう言っていました。

自分の為に泣いてくれる飼い主がいる子は幸せです。

 

その言葉に私はどれほど救われたことでしょう。

猫の病気に気付けなかった私の経験

私は猫を2匹飼っています。

2匹とも保護猫で、ペットショップやブリーダー育ちの子より健康状態は良くないそうです。

そのうちの1匹が尿路結石になったときのお話をします。

最初におかしいなと思ったのは、おしっこに何度も行くことと、おしっこの時間が長かったことでした。

毎日ではないのであまり気にしておらず、「水の飲みすぎかな?」と言う程度だと感じていました。

この時の私には尿路結石という病気をしりませんでした。

するとある日、猫に血尿が出たのです。

これは大変だと思い、病院へ連れて行くと尿に石が出ていたそうです。

おしっこの回数や時間などを聞かれ、それらは症状の現れだったと初めて知りました。

あと何日か遅かったら命を落としていたかも知れないそうですが、幸い薬だけで治療することが出来ました。知識の無さを反省しました。

もしあの時命を落としていたら、私はいつまでも自分を責め続け、それを一生背負って生きていたでしょう。

時間が経てばある程度は元気になるかもしれませんが、思い出すたびに泣いていたと思います。

マロの病気に気づけなかった私の後悔

メモリアルグッズを贈る

私たちはペットのメモリアルグッズを作る仕事をしています。

飼い主さんが泣いている時、思い出の写真でメモリアルグッズを贈っているお客様がとても多く、お客様の相談に乗りながら作品作りをしています。

天国の愛犬の思い出のグッズ

このクッションを受け取った飼い主様は自分が今までペットを愛していた事に気付き、自己嫌悪から救われるようです。

レビューより
商品届きました。8歳で病気の為に虹の橋を渡ってしまった我が子が帰ってしました。プリントではなく 編み込んでいるので すごく綺麗です。いい商品に巡り会うことが出来て良かったです。ありがとうございました。

抱きしめるクッション

うちのペット、編み物のクッション

愛犬が虹の橋を渡りました。いつもいた場所にいないことが辛く、家族も大変寂しい思いをしていました。似たトイプードルのぬいぐるみの購入を検討したり、メモリアルグッズで検索していたところ、「ファンデルワン」を知り、注文致しました。図案作成の際も丁寧な対応で気持ちに寄り添っていただきました。届いたクッションを見て家族も大変喜んでおります。今はいつもいたソファーに置いて家族も癒やされております。本当にありがとうございました。
トイプードル

ペットの気持ちを代筆して飼い主さんにお手紙を書く

商品には、お写真入りの便箋をお付けする事も出来ます。

ペットの気持ちを代筆してメッセージを添えるケースも多いです。

 

メッセージの例
「今まで一緒にいてくれてありがとう
一緒にいられて僕は幸せだったよ
一緒に遊んだことや、誕生日におやつをたくさんくれた事を忘れないよ。
最後は僕が病気になったけれど、ママのせいじゃないからね。
ママには病気を気付かれないようにしてたけんだ。
天国には病気は無いからもう心配しないでね。
先に天国で待ってるから、また会おうね☆」

これは私が考えた内容ですが、同じように亡くなった猫ちゃんの言葉として、楽しかった思い出を書かれるお客様がいらっしゃいます。

皆さんもオリジナル便箋で飼い主さんの心を救ってあげませんか?

天国の猫からの手紙

ペットの死を自分の責任だと感じている人へ

たとえどんなに気を使っていても、獣医さんでない限りペットの全てを管理する事は難しいと思います。

事故はいつどこで起きるか分かりませんし、ワンちゃんは急に走り出すこともあります。

猫を外で飼っている人は、外で何をしているか、どんな病気をもらってくるか全てを把握するのは難しいでしょう。

また、ペット達は自分の怪我や病気を人や他の動物に知られないように生活をしているそうです。

我が家にいた愛犬ムックも足を引きずって歩いていましたが、わたしたちはちょっとトゲでも刺さったのかと思い病院に行った時に、骨の癌が見つかりました。医師からは「本人(犬)は相当痛いと思う」と言われました。(詳細はペットの延命治療をしないという選択をご覧下さい)

 

周りの人がいくら、「気を楽に持って、あなたのせいではない」と言っても、その言葉は届かないかもしれません。

でも、動物達は皆さんを責めたりしませんし、今まで愛情たっぷりに注いでくれた事も感謝していると思いますし、これからもずっと愛し続けてくれることも知っています。

だから、今すぐとは言わないですが時間が経ったら必ず元気を出して下さい。

また思い出して泣く日があっても大丈夫。

泣く度に自分を責める気持ちも薄れ、楽しかった思い出が大きくなっていくと思います。

 

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自分を責めていた日々から立ち直ったきっかけ

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