お姉さんのお話し
私は小さい頃ずっと思っていたことがあります。
それは、お姉さんが欲しかった。
そして友達はこう言います。「お姉ちゃんが一番怖い」
隣の芝生は青く見えるものなのでしょうね。
さて、当店ではペットのお写真からオリジナルグッズを作成しているのですが、姉妹でプレゼントを贈り合う家族が多いことに私自身が少し驚いています。
と言うのも、我が家では兄弟姉妹でプレゼントをするという習慣が全く無いからです。
父や母には何かのタイミングで贈りますし、友達や彼女でもお祝いはするのですが、兄弟姉妹のお祝いは親がするものだと思っていました。
従業員スタッフにも聞いてみると、なんと姉妹はプレゼントを贈り合うとの事。そして男兄弟には贈らないとか・・・(笑)
今日はそんなテーマでお話を進めさせて頂きます。
当店のお客さま
先ほども少し触れましたが、お客さまからはお姉ちゃん、又は妹さんへのプレゼントとしてご利用頂いています。その商品はこちら。
家族のペットのお写真で作ったオリジナルクッションです。
家族の愛犬や猫ちゃんなので、お写真はたくさんある事でしょう。お気に入りのお写真選びも楽しそうですが、お届け後に自分や他の家族も欲しくなって追加注文される場合もあります♪
プレゼントの金額
姉妹でプレゼントを贈り合う場合、いくらくらいの物を贈っているのでしょうか。
子供の頃は数百円のおもちゃやお菓子だったかもしれませんし、高校生くらいになると数千円位のちょっとおしゃれな洋服になるかもしれません。このクッションを購入される方はある程度収入のある年齢層で、20代から50代くらいまで幅広いようです。金額的にも1万円以上するのですが、私の周りで妹さんにプレゼントする金額は1万円と決めているという人もいますから、ちょうど良いくらいのお値段なのかもしれません。
中にはいくらかかっても良いと言う人もいらっしゃるのですが、その方はどうやら特別な状況にあるお客さまのようです。
ペットを亡くした妹さんの為に、とか、お母さまの介護で普段とても負担をかけているのでその労いに、とか。
さて、今日はお母さまの介護に頑張っている姉妹のお話と通して、クッションのご利用シーンをご提案させて頂きます。
「こんな場面で使われています」とか、「こんな風に渡してはいかが?」というご紹介です。ご覧下さい。
出版社って言ってもそんなに大きな会社ではないけれど、やる事は原稿作りに編集、取材先や写真撮影、小さな会社は人数も少なく、仕事の掛け持ちが多くなります。
そして週2回、実家の親の介護。覚悟はしていたけれど、実際はほんとに大変。
普段は姉が主に母を見てくれるけど、任せてばかりもよくないので私も片道1時間の道のりを通っています。
私は週2回で済むからいいけれど、姉の事を考えると・・・。
「あんたは気にしなくていいの。仕事忙しいのに週末は来てくれるから
それだけでも本当助かるよ。」
「お姉ちゃんこれが毎日続くんだよね。ありがとうね。お母さんきっと喜んでるよ。」
「仕事の方は順調?無理してない?ちょっと痩せたんじゃない?」
「うん、でもやりがいはあるし、自分で決めた道だから。」
「あんたは頑張りやさんだからね。無理しないでね。
もうすぐ誕生日でしょ。Mさんにお祝いしてもらうんでしょ?」
「別れたよ。」
「え、そうなの、、、ごめん。」
「ううん、全然いいよ、お互い自分の道頑張ろうって前向きな別れ。
きっと縁があればまたどっかで会えるよ。
東京に転勤なんだって。しばらく帰って来られそうにないんだって。
ミミ、いる?」
「あ、うん、その辺・・・、ほらあそこ」
ミミは母のベッドの隣に置かれたかごの中で眠っている。
「あんた抱いてるとホント癒されるわ。この子ってホント大人しいよね。」
「うん、抱いてやると気持ち良さそうに寝るでしょう」
ミミ、我が家の飼い猫。
母が寝込んで以来、何だか元気がないような気もするけれど、ずっと母の隣で眠っている。
ミミは私の手から降りてまた母のカゴの中で眠り始めた。
「私よりお母さんが良いか。。。」
帰りは久しぶりに海沿いの一般道を走ることにした。
天気も良いし、ちょっと車を停めて波の音を聞くと疲れもスーッと消えてなくなる気がする。
家族でよく来た海だった。
あーぁ、誕生日か。
何か自分にご褒美買おうかな。
今私を一番癒してくれるもの、私の心が求めているもの。。。
目を閉じて、最初に目に浮かぶもの。。。
やっぱりミミかな^^
写真立てでも買って、この子の写真飾っとくか。
そんなことを考えながらもあっという間に誕生日は来た。
結局自分へのご褒美も理想だけで終わってしまい、今年は一人寂しく自宅で仕事。
「ピンポ~ン」
あれ、こんな時間に誰だろう。。。
出てみると宅急便。
何も買ってないはずなのに。。。
差出人は。。。姉?
開けてみると、なんとミミのオリジナルクッション!?
メッセージカードには
「お母さんは大丈夫だから、あなたはあまり無理しないように。」
少し年の離れた姉、なんだかもう一人のお母さんって感じです。
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本日は頑張る自分へのご褒美をテーマに書いてみました。
自分の事ってつい我慢したり忘れたりしてしまいがちですが、自分が思っている以上に心は頑張っていると思います。ちゃんと自分を誉めてあげましょうね^^
当店の作品はペットの写真で作るオリジナルグッズ。
ご自身用に作成される方も少なくありません。
こちらはお客様の作品です。
4色の糸を使って編んだ、ニットの作品です。
癒しのプレゼントはいかがですか?