今回作って頂いたのは実は亡くなった猫で、何も伝えていなかったのに、ちょうど月命日に商品が届きました。「ペットからの贈り物」というお店のポリシーがうちの子に届いたのかなと思うと嬉しくなります。作成中も色々話を聞いて頂き、他のお店では感じた事のない優しい対応も嬉しかったです。
ファンデルワンの三浅です。
今日も皆様からペットロスの相談に乗りつつ、作品作りしています。
今日は、ペットの月命日についてのお話しです。
皆さんは月命日ってどのように過ごしますか?
お客様の中には月命日を大事にしている人がとても多いようです。
最初にご紹介したお客様のように、ペットを亡くされてすぐにご注文する人もいます。
お届けまで約2週間。ちょうど月命日の辺りが商品のお届けになりますので、偶然その日に届くという事もあるようです。
良く、お客様がこのように言われます。
こういうメールは私にとってとても嬉しい内容です。
というのも、お客様はペットを亡くされて辛い思いをされています。
中には一人で抱え込んでいる人もいらっしゃいます。
私はそういう方々と、毎日のようにメールで相談を受けています。
でもご友人が連絡して来てくれたと聞くと、
私以外にも相談できる人がいるんだ。
と、私が安心するのです。
私の仕事はペットのメモリアルグッズを作る事。
カウンセラーではないので、ペットロスのご相談を何時間受けても、お金はもらえません。
しかし、泣いている人を『放っておけない』という気持ちが大きく、ついついいつまでもお客様にお付き合いしてしまいます。
スタッフからは時々怒られます。
そうですよね、その間作成が出来ないのですから…。
そんな時、ご友人からメールを貰ったという連絡を聞くと、この人にはちゃんと誰かがついてくれているんだな、と感じます。
だから、とても安心するのです。
私はペット(亡くなった猫のマロ)の命日は覚えていますが、月命日はあまり気にしていません。
命日も特に特別な事はしていません。
命日の近い日に時々お墓参りに行く感じです。
実は、マロの命日は妻の誕生日なのです。
だから、命日の特別な事をするより、妻のお祝いをします。
そして、マロの話をしてちょっとだけ寂しい気持ちにもなり、思い出話で優しい時間を過ごします。
1カ月って、長いような、短いような、不思議な時間ですよね。
これが2カ月、3カ月・・・1年、2年
そうやって、普段とは違う時間の流れを感じ、「あれから〇カ月」と過ぎた時間を再認識し、自分の気持ちを現実に戻してくれるのが月命日だったり、命日だったりするのかもしれません。
マロが亡くなって3年。
とても長い時間が経ったような気がします。
でも、マロが旅経った朝の事は鮮明に覚えていて、ほんの少しだけ悲しみは薄れたかもしれないけれど、だけれども、やはりお客様の相談に乗っているとマロを思い出し、一緒に泣いてしまいそうになる私です。
一生忘れる事のない、私の友。
お客様の相談に乗る毎日、その度にマロを思い出しながら作品作りしています。
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