ペットと一緒に暮らせる賃貸住宅が増えてきたこともあり、ペットを飼っていらっしゃるお宅が多くなってきましたね。
ペットと一緒に暮らすと、優しい気持が育ちます。学校や会社や人間関係で嫌な事があったときに心の支えになってくれたり、誰にも言えない悩みをペットだけに打ち明けたり。話し相手や遊び相手になってくれたり、一緒に散歩をすることで気分転換になったり・・・素敵な事が多いですね。高齢者施設などではペットセラピーも行われたりしますので、癒しや心の成長などを、人間はペットから与えてもらっているのでしょうね。
ペットを家族の一員として大切にしているお宅で、お母さんの誕生日プレゼントとして渡すと喜ばれるものといえば・・・やっぱり大好きなペットのグッズ☆大切にしているペットに関するグッズをプレゼントして家事に仕事に忙しいお母さんを癒してあげて下さい。
小物からインテリアになる大きなサイズのものまで、様々なグッズを扱っているお店がありますので、みなさんもお母さんにぴったりのグッズを探してみてくださいね。
ペットの写真から作るクッションなどのオリジナルグッズ
当店ではペットのお写真を元に、オリジナルのクッション等を作製しています。
ここからは実際にお買い上げ頂いたお客様のお話より、なぜオリジナルクッションをプレゼントしたのかについてご紹介していきます。
もうすぐ母の誕生日
「ね~お姉ちゃん、今年はどんなプレゼントにする!?」
妹が楽しそうに話してくる。
母の誕生日プレゼント選び。今年もこの時期がやって来た。
「しかしお母さんもあれだね、、、犬にお父さんの名前つけるかねぇ。。。」
プレゼントを選びながら妹が言った。
私たちは3人家族。
私は父の顔をかすかに覚えているが、妹はまだ赤ちゃんだった。
妹は写真でしか父の顔を知らない。
私たちは毎朝お仏壇に手を合わせる。
『お父さんおはようございます。今日も1日よろしくおねがいします。』
小さい頃、毎朝三人並ぶこの行事が好きだった。
ずっと家族三人揃ってやっていたが、今は母が鳴らす『チ~ン』と言う音を布団の中で聞いて、私は朝が来たことを知る。
そして私が顔を洗っている頃、妹がチ~ンと鳴らす。
妹は、今年の母へのプレゼントは黒ラブのゆうちゃん(ゆうじ)に関するものを贈りたいと思っているらしい。
ゆうじは父の名前。母は10年前に知人から譲り受けてきた黒ラブに、ゆうじと名付け、ゆうちゃんと呼んでいる。
母は父の事をゆうちゃんと呼んでいたのかもしれない。
オーダーメイドでのプレゼント…ちょっと心配
妹はペットグッズのお店のパンフレットやホームページを印刷した物をいくつか見比べ、私に相談と言うよりは見て楽しんでいる。
まるで自分が欲しいものでも選んでいるようだ。
どんな商品にするかはもちろん、価格やレビューのチェック、相当詳しく調べているらしかった。
「お姉ちゃん、私これが欲しいんだけど、ちょっと高いかなぁ。。。」
「あんたが欲しいものじゃなく、お母さんが喜ぶものじゃなきゃダメだよ!」
それはペットの写真そっくりのオリジナルグッズを作るというホームページを印刷したものだった。
そのお店の一番の特徴、それは糸を編んで、編み物でペットの顔を描くというもの。
「すごいね~。こんなことが出来るんだね~。」
「でもさ~。これちょっと高くない?」
妹が印刷していたのはタペストリー、29,800円と消費税。
まぁ、二人とも働いてるし買えない額ではないけれど、オーダーメイドだし始めて利用するお店だし、正直心配な点は隠せない。
「ホームページ、もっとよく見てみようよ。」
パソコンを開いた私は歓声をあげてしまった。
「へ~、かわいいね!これなら29,800円ってのも分かる気がするわ。
え、ちょっとまって、他にも商品色々あるじゃない!」
私たちはサイトの隅々までページを巡り、ひとつの商品に心を決めた。
お店で一番人気のクッションだ。
クッション紹介ページで紹介されていたのは、うみちゃんというトイプードル。
「てゆうか、このうみちゃんのクッションが欲しいよね」
「そうねぇ、、、でもこれ、他のお客さんのものだよねぇ。。。
ウチのゆうちゃんだったらどんな感じになるんだろうね」
「ねぇお姉ちゃん、これ見てよ。イメージ図案が確認できるんだって!」
「完成時の図案を確認してから注文を検討・・・? とりあえず頼んでみよっか!?」
インターネットでのオーダーメイドにはいささかの不安もあったが、イメージ図案が届いた時、私たちは作製の依頼をせずにはいられなかった。
そうして母の誕生日の二日前、クッションを受け取った私たちは中身をこっそり開いて驚いた。
「すご~い、編み物のクッションって、こういうことだったのね!」
「図案で見るより、ホームページで見るより、断然良いね!!」
「うん、期待以上。」
誕生日当日、お母さんの反応は?
母の誕生日には二人で料理を作り、妹が買ってきた4つのショートケーキでお祝いした。
ケーキをテーブルに並べ、部屋の明りを落とし、ゆうちゃんのクッションをプレゼント。
母はもちろん、ゆうちゃんも興味津々で近づいてにおいを嗅いでいる。
ゆうちゃんが余りに近づくものだから一瞬大慌てになった。
もう一人黒ラブが来たとでも思っているのかな。。。
ゆうちゃんも落ち着き、母はクッションを皆が見える場所へとリビングに置く事に決めた。
「いつもありがとうね。今夜はこのクッション抱いて寝ようかしら。。。」
「人の写真でも作れるらしいから、今度お父さんの写真で作ってあげよっか?」
私が言うと母はまんざらでもなさそうだった^^
私たちは4つ目のケーキ、そう、お父さんのケーキを3人で分けて、母の誕生日をお祝いした。
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商品のご案内
当店ではペットの写真を元にしたオリジナルグッズをして作製しています。編み込み模様で、写真そっくりに描いています☆
お買い上げくださったお客様からは、
「母の誕生日に我が家のワンコをモデルにしたクッションを渡しました。うちの子そっくりにかわいく仕上がっていて喜んでもらえました。贈ったわたしも満足です。」
といったお礼を頂くこともあります。
皆さんもすてきなお誕生日のお祝いが出来ると良いですね☆